フリーアナウンサーの高橋真麻さんが19日、商業施設「東京ソラマチ」(東京都墨田区)で行われたイベント「宝塚歌劇 宙組誕生20周年記念 樹里咲穂×高橋真麻スぺシャルトークショー」に、元宝塚歌劇団の男役で女優の樹里咲穂(じゅり・さきほ)さんと登場。熱烈な宝塚ファンで「DVDを観賞用、保存用、貸す用と3枚買う」という高橋さんは、フジテレビのアナウンサー時代に「“ドはまり”した」という“宝塚愛”を語った。
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宝塚に夢中になったのは「(フジテレビ)入社3年目から6年目ぐらい」だったといい、「仕事がつらいなとか、社会の目が厳しいと思って……。現実逃避として宝塚にどっぷり入り込みました」と回顧。「“ドはまり”していたときは、タカラジェンヌの楽屋着を買ったりして、タカラジェンヌになった(気分で)生活を送っていた時期があった。朝から晩まで、ニュースを見ずに、宝塚専門チャンネルを見てました。DVDだけで何十万(円)。チケットもそこそこするのでお給料が、そのまま……」と明かしたが、入団前に自身も宝塚ファンだったという樹里さんが「(宝塚を見ると)癒やされるよねー」とうなずくと、高橋さんも「それ以上のものをいただけます。もう、夢の国です!」と笑顔を見せていた。
2人は宝塚を代表する曲「すみれの花咲く頃」をアカペラで歌唱。高橋さんは「やっぱり、宝塚の方の歌い方とか発声は素晴らしい。聴きほれておりました。まさか一緒に歌わせていただけるなんて」と感激した。樹里さんは「真麻さんは元の声が本当に澄んでいる。宝塚に入ればよかったのに! 娘役トップも狙えた」と高橋さんを絶賛していた。
イベントは、宝塚歌劇の宙組誕生20周年を記念したJ:COMと東京スカイツリーの連動企画で、「東京ソラマチ」のJ:COM Wonder Studio(ジェイコム・ワンダー・スタジオ)で行われた。2人が宝塚の魅力を話し、高橋さんがファンならではの質問を樹里さんにぶつけたほか、樹里さんがOGだからこそ話せるエピソードを語った。
同所では宙組のポスターや公演衣装、等身大パネルなどが展示された「宝塚歌劇 衣装・パネル展2018」を開催している。入場無料。21日まで。