広瀬すず:野村周平&新田真剣佑と大阪・京都・名古屋3都市で“ちはやふる卒業ツアー”

TOHOシネマズ梅田で行われた映画「ちはやふる -結び-」の大ヒット記念舞台あいさつに出席した(左から)新田真剣佑さん、広瀬すずさん、野村周平さん、くいだおれ太郎(C)2018映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社
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TOHOシネマズ梅田で行われた映画「ちはやふる -結び-」の大ヒット記念舞台あいさつに出席した(左から)新田真剣佑さん、広瀬すずさん、野村周平さん、くいだおれ太郎(C)2018映画「ちはやふる」製作委員会 (C)末次由紀/講談社

 女優の広瀬すずさんが24、25の2日間にわたり、大阪、京都、愛知で開かれた主演映画「ちはやふる -結び-」(小泉徳宏監督)の大ヒット記念舞台あいさつに、共演の野村周平さん、新田真剣佑さんと出席した。舞台あいさつは「ちはやふる卒業旅行舞台挨拶ツアー」と題して行われた。

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 1カ所目のTOHOシネマズ梅田(大阪市北区)は今作の「観客動員数全国ナンバーワン」を誇っており、広瀬さんは駆け付けた700人の観客に向けて「動員ナンバーワンの劇場で皆さんに直接お会いすることができてうれしいです。満席の景色もとても気持ちがいいです。ありがとうございます」と喜びを語った。兵庫県出身の野村さんが、広瀬さんと新田さんに関西弁を伝授する一幕もあり、広瀬さんは「しばくぞ、われ!」をチャーミングに、新田さんは「なんでやねん!」と突っ込みを披露。舞台あいさつには「くいだおれ太郎」も駆け付け、かるたを払う動作も見せたという。

 2カ所目の京都で3人は神泉苑(京都市中京区)で参拝し、“願いがかなう”といわれている「法成橋」を渡り、映画のさらなるヒットを祈願した。3人は、その後TOHOシネマズ二条(同区)での舞台あいさつに、舞妓(まいこ)らと出席。広瀬さんは、京都の印象について「(松岡茉優さん演じる)詩暢(しのぶ)ちゃんが京都弁を劇中で話していますが、品があって美しいイメージで好き」とコメント。広瀬さんは、舞妓に興味を示し「どんな格好で寝ているんですか」と質問し、「一回(髪を)結うたら、一週間もたせなあかんので、高枕という高い枕で寝ます」と明かされ驚いていたという。

 25日は、広瀬さんと野村さんがTOHOシネマズ赤池(愛知県日進市)へ。舞台あいさつには、名古屋の観光PR隊「名古屋おもてなし武将隊」の織田信長と加藤清正、足軽の踊舞(とうま)も登場。広瀬さんは信長らに「どんな格好で寝ているんですか」「現代のものに興味はないんですか」と質問攻めする場面があったという。

 広瀬さんらは、2日間で、TOHOシネマズ名古屋ベイシティ(名古屋市港区)を含む四つの劇場で計7回、約3300人の観客に向けて舞台あいさつを行った。同劇場で、広瀬さんは「こんなに長い間、ずっと近くに『ちはやふる』が存在し続けていたのに、今日が最後の舞台あいさつです。これからも『ちはやふる』のメンバーはすぐ近くに存在し続けてくれていると思うので、今は寂しいような、寂しくないような不思議な気持ちです」と“卒業”を締めくくった。

 「ちはやふる」は、末次由紀さんが2007年から女性マンガ誌「BE・LOVE」(講談社)で連載中のマンガが原作。主人公・綾瀬千早(広瀬さん)が、転校生の綿谷新(新田さん)との出会いを通じて競技かるたの魅力に目覚め、幼なじみの真島太一(野村さん)らとともにかるたに情熱を燃やす姿を描いている。映画は16年3~4月に「上の句」「下の句」の2部作で公開された。

 「ちはやふる -結び-」は映画3作目で完結編となる。「下の句」で描かれた全国大会から2年後を舞台に、3年生になった千早たちは、高校生最後の全国大会へ向けて動き出す。一方、故郷へ戻っていった新は、千早たちと全国大会で戦うためにかるた部の創設に奔走していた。そんなころ、千早たちの瑞沢高校かるた部の部長の太一の姿が見えなくなり……というストーリー。

 映画は、今月17日公開され、24日までに観客動員約57万人、興行収入は6億8000万円を突破している。

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