恋は雨上がりのように:主題歌は神聖かまってちゃんの名曲カバー 音源入りの特報映像公開

「恋は雨上がりのように」の主題歌を担当する歌手の鈴木瑛美子さん(右)とプロデューサーの亀田誠治さん
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「恋は雨上がりのように」の主題歌を担当する歌手の鈴木瑛美子さん(右)とプロデューサーの亀田誠治さん

 小松菜奈さんと大泉洋さんがダブル主演する映画「恋は雨上がりのように」(永井聡監督、5月25日公開)の主題歌入り特報映像が4日、公開された。主題歌は人気バンド「神聖かまってちゃん」の曲「フロントメモリー」を歌手の鈴木瑛美子さんがカバー、音楽プロデューサーの亀田誠治さんがアレンジした。

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 鈴木さんは、2016年に「関ジャニ∞のTheモーツァルト 音楽王No.1決定戦」のカラオケ部門で現役女子高生としてアマチュア枠を勝ち抜き、話題になった。「フロントメモリー」は、映画の原作マンガを手掛けた眉月じゅんさんが、作品を執筆するにあたり着想を得た“テーマソング”だという。

 特報映像は、主題歌をバックに、小松さんが演じる17歳の女子高生・あきらが、大泉さんが演じる45歳の店長に告白の返事を詰め寄るシーン、台風で店長が飛ばされる様子など作品のコミカルな側面も楽しめる。13日から全国の映画館で順次上映される予定。

 「恋は雨上がりのように」は、マンガ誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で連載中の眉月じゅんさんの同名マンガが原作。ある事件をきっかけに、走ることを諦めた元陸上部エースの女子高生・橘あきら(小松さん)と、あきらのアルバイト先のファミリーレストランの店長・近藤正己(大泉さん)との恋模様を描いている。清野菜名さん、磯村勇斗さん、葉山奨之さん、松本穂香さん、山本舞香さん、濱田マリさん、戸次重幸さん、吉田羊さんらも出演している。

 ◇眉月じゅんさんのコメント

 「フロントメモリー」のアンニュイな歌詞とキラキラ疾走感あるメロディーが17歳の心情にぴったりだと感じ、勝手に主人公のテーマソングとして原稿中よく聴いていて作中引用までしちゃった曲が、まさかの映画主題歌に! 感謝感激です! 鈴木さん×亀田さんによるアレンジも音と声がどんどん伸びていって、まるで青空へ駆け抜けていくような気分になりました。すてきです! 原曲の神聖かまってちゃん・の子さんバージョン、川本真琴さんバージョンに続き、大好きな曲がもう1曲増えてとてもうれしいです。劇場で聴くのが楽しみで仕方ありません!

 ◇小松菜奈さんのコメント

 この「フロントメモリー」が主題歌になるなんてとってもうれしいです! 歌声が爽やかで力強く、疾走感がありながらテンポ良く進むリズムがこの映画にぴったりだなと思いました。何度も聴きたくなるような、この感じは何だろと思うくらいリピートしちゃいます。鈴木さんと「恋は雨上がりのように」のコラボレーションが映画館で響き渡るのが私自身とても楽しみです!

 ◇の子さん(神聖かまってちゃん)のコメント

 私、神聖かまってちゃんの、の子は今回主題歌と劇伴で参加させていただきました。もともとマンガの中でも「フロントメモリー」や「23才の夏休み」という曲などをシーンインさせていただいてました。そして、今回このように作品を共に作ることができ大変感激しておりますし感謝しています。映画はとても素晴らしい作品になっております。永井監督はまだ若いのに天才ですね。大泉洋さんの演技もさることながら小松菜奈さんに至っては、容姿まであきらそのままです。眉月先生、作品で出会えたことがうれしいです。「巡り合わせ」はあるんでしょうね、ありがとうございます。最後に映画「恋は雨上がりのように」、皆さん劇場に足を運んでください。そこにあなたが人生で足りなかった何かが、必ず待っています。

 ◇亀田誠治さんのコメント

 映画「恋は雨上がりのように」の主題歌は、神聖かまってちゃんの「フロントメモリー」のカバー。名曲をカバーするってとても大変なこと。でも、鈴木瑛美子さんが初めて僕のスタジオでこの曲を歌った時に、その心配は一気に吹き飛びました。18歳にして規格外の歌の上手さ。彼女の生歌を聴いたとき、「人類はこんなにも進化しているのか!」と驚きを超えて感動したのを覚えています。しかも、瑛美子さんは頑張って歌っているのではなく、楽しんで歌っています。永遠の名曲と未来の歌姫の出会いが、新しい「フロントメモリー」を生み出したのです。

 ◇鈴木瑛美子さんのコメント

 初めてこの曲を聴いたときには、自分が歌うというイメージが湧きませんでした。私はバラードやスローな曲が得意なので、アップテンポで言葉数が多い曲はあまり歌ったことがなかったからです。しかし主人公あきらのストーリーが、中学生時代にバレーボール部でケガをして休んでいた自分のストーリーと重なり、レコーディングでは感情移入して歌うことができました。そして亀田さんのアレンジが素晴らしく、前奏から心が締め付けられるようなサウンドになっています。全曲通してお楽しみください。

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