女優の中谷美紀さんが主演を務める連続ドラマ「あなたには帰る家がある」（TBS系、金曜午後10時）の第4話が4日、放送される。浮気相手の家族との“地獄のバーベキュー”の後、佐藤真弓（中谷さん）が問い詰めたことにより、真弓の夫・秀明（玉木宏さん）はついに綾子（木村多江さん）との関係を白状してしまう。その日から2人の立場は一変し、秀明はなんとか真弓に許しを得ようと家事を手伝うことに。秀明の顧客で、かつ綾子の夫でもある茄子田太郎（ユースケ・サンタマリアさん）は、秀明の浮気を知りつつも、相手がまさか自分の妻とは知らず、真弓に「浮気されるほうにも原因がある」と偉そうにたしなめる……と展開する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　ドラマは直木賞作家・山本文緒さんが1994年に発表した同名の長編小説が原作。中谷さん演じる結婚13年目の専業主婦・真弓が、職場復帰に奮闘する様子や、夫の不倫に直面する姿などを描いたブラックコメディーだ。制作にあたり、スタッフが100人以上の女性に、夫や子育て、仕事と家事の両立についてのリサーチを行い、「オンナの本音」を基にした赤裸々なエピソードを盛り込んだ「夫婦あるあるネタ」も登場する。

　真弓が太郎にたしなめられた夜、リビングで秀明の携帯に綾子からの着信があったが、秀明は真弓を気にして出ようとせず、切れるのを待つ。しかしそんな秀明に対し、真弓は綾子へ電話をかけるよう促す。

　そして翌日、秀明は関係を終わらせるために綾子に会いに行くことになり、真弓はその後を尾行。これで秀明と綾子との関係が終わりに向かうのかと思いきや、綾子は諦めるどころか、後日、真弓の会社に手土産を持って突然訪れる。それは秀明の好物でもある、大量のメンチカツだった……というストーリー。