名探偵コナン:“安室効果”で「アニメディア」が史上2回目の重版

安室透(右)と江戸川コナンが表紙を飾った「アニメディア」6月号
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安室透(右)と江戸川コナンが表紙を飾った「アニメディア」6月号

 10日に発売された月刊アニメ誌「アニメディア」(学研プラス)6月号が重版されることが11日、分かった。1981年の創刊から数えて2回目の重版で、公開中の劇場版アニメ「名探偵コナン ゼロの執行人」(立川譲監督)の人気キャラクター、安室透が描かれた表紙も話題を呼び、アマゾンでは発売前から倍近い価格で扱われるなど人気が沸騰。店頭でも品薄の声が上がっていた。

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 安室は、毛利小五郎に弟子入りした私立探偵「安室透」、黒ずくめの組織のメンバー「バーボン」、公安警察の「降谷零」と“トリプルフェイス”を持つ物語の重要人物。安室の日常が描かれたスピンオフマンガ「ゼロの日常(ティータイム)」の連載が始まった9日発売のマンガ誌「週刊少年サンデー」(小学館)24号も店頭での品切れが相次いでいる。

 「アニメディア」6月号は「名探偵コナン ゼロの執行人」と、「新幹線変形ロボ シンカリオン」のダブル表紙。誌面でも江戸川コナン役の高山みなみさんと安室透役の古谷徹さんの6000字に及ぶ対談をはじめ、一大特集を組んだ。

 アニメディアが初めて重版となったのは、2016年2月号で、その時は、女性ファンから支持を集めたテレビアニメ「おそ松さん」のピンナップが話題を呼んでいたが、同号では名探偵コナンも総力特集で展開しており、同誌の重版にはいずれもコナンが関わったことになる。

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