小松未可子:テレビアニメ「つくもがみ貸します」で江戸時代のイントネーションに苦戦

「つくもがみ貸します」の試写会に登場した小松未可子さん(左)と榎木淳弥さん
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「つくもがみ貸します」の試写会に登場した小松未可子さん(左)と榎木淳弥さん

 畠中恵さんの小説が原作のテレビアニメ「つくもがみ貸します」(NHK総合)の試写会が10日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれ、声優の榎木淳弥さん、小松未可子さん、むらた雅彦監督が登場した。江戸時代の古道具屋兼損料屋(そんりょうや)の出雲屋のお紅役の小松さんは、アフレコについて「(江戸時代の言葉の)イントネーションに苦戦しますね。当時のイントネーションの一覧が欲しいです」と語った。

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 お紅の弟の清次役の榎木さんも「せりふに“ら”抜き言葉がない。言いにくいところもあります。聞き慣れない言葉も多く、言葉の意味を調べるのが大変です」と苦労を明かした。

 アニメには、物に魂が宿ったつくもがみが登場することから、大切にしている物を聞かれると、小松さんは「引っ越す度にポイポイ物を捨てる。ただ、倉木麻衣さんが大好きで、何十年前のCDをずっと持っている。つくもがみがそろそろ付いてくれるかもしれません」と話した。
 
 「つくもがみ貸します」は、鍋、釜、布団、着物などさまざまな品を貸し出す出雲屋のお紅と清次の姉弟と小道具が妖怪に化けたつくもがみが、巻き起こす騒動や事件を描いた小説。アニメはNHK総合で22日から毎週日曜深夜0時10分に放送。関西地方は日曜深夜0時50分に放送。全12回。

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