タレントの薬丸裕英さんが12日、東京都内で行われた劇場版アニメ「若おかみは小学生!」(高坂希太郎監督、9月21日公開)の完成記念ファミリー試写会に登場。主人公のおっこ(関織子)の学年にちなんで、小学6年生の頃の様子を聞かれた薬丸さんは「そこそこいい小学生でしたよ。小学5年、6年と毎朝、新聞配達をしていました。近所の団地27軒に配ってまして。僕52歳なんですけど、唯一自慢できることですね。人生で」と胸を張った。
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さらに薬丸さんは「朝の4時半くらいに起きて、雨の日も雪の日も、夏は暑い日も新聞を待っている人のために配ってましたね」と当時を振り返り、「夏休み時期だと、配った後、ラジオ体操に行って、皆勤賞を取るのがとても好きな小学生で。毎回皆勤賞。達成しようと目標を持って何かをするってことは大切なんだなって、自画自賛ですけど。そういう小学生でした」と笑顔を見せていた。
この日はおっこ(関織子)の母・咲子を演じた鈴木杏樹さんや高坂監督も登壇。おっこ役を務めた小林星蘭さんからのメッセージも紹介された。薬丸さんはおっこの父・正次役で「星蘭ちゃんは自然で上手。引っ張ってもらって正直、楽でした」と感心していた。
「若おかみは小学生!」は、青い鳥文庫(講談社)から出版され、累計発行部数が300万部を誇る児童文学。交通事故で両親を亡くし、祖母の温泉旅館・春の屋で暮らすことになった小学6年生のおっこが、ユーレイのウリ坊やライバルの秋野真月に助けられながら、次々とやってくる変わった客をもてなすために毎日奮闘する姿が描かれている。