山本彩：涙でNMB48卒業「やりきった」　8年間のアイドル活動は「1億点！」

　アイドルグループ「NMB48」の山本彩さんが4日、大阪・難波のNMB48劇場で行われた卒業公演「目撃者」に出演し、約8年間のアイドル生活に幕を下ろした。NMB48メンバー71人が勢ぞろいしたセレモニーで、山本さんは「胸を張ってアイドル人生は楽しかったと言えます」と涙ながらに語った。終演後、卒業公演の感想を聞かれると「やりきった」と振り返り、記者から「8年を振り返って点数を付けるなら？」と質問されると、「1億点！」と充実した表情で語った。

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　公演前、山本さんは「今日で山本彩が完結します。皆さんは、その最後の“目撃者”です」とアナウンス。この日の公演では、2017年からチームNで行ってきた劇場公演「目撃者」の内容に加えて、最新シングル「僕だって泣いちゃうよ」など全21曲が披露された。

　最後に行われたセレモニーで山本さんは「本当に私の最後の姿を見届けてくれてありがとうございます」とファンに感謝し、「NMB48が体の一部のような存在だった。まだ、なくなるのが正直想像がつかない」と率直な思いも告白。これまでについて、悔しい経験も乗り越えながらやってきたと明かし、「今は、それを青春と呼ぶのかなと思っています」と話した。

　今後について、「皆さんへの恩返しは、これから先続ける音楽へ情熱を注ぎ、そして成功することだと思っています」と話し、目標については、「まずはシングル発売。一つずつライブを重ねて。今考えている大きな目標は、アリーナでソロライブをやることです」と語っていた。