コミケ95:初日の来場者は17万人 氷点下の寒さも盛況

東京ビッグサイトで開幕した「コミックマーケット95」
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東京ビッグサイトで開幕した「コミックマーケット95」

 日本最大の同人誌即売会で、平成最後の「コミックマーケット(コミケ)」となるコミケ95が29日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まり、初日の来場者数は約17万人だった。昨年冬(コミケ93)の初日の約18万人を1万人下回った。

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 初日は、「ガルパン(ガールズ&パンツァー)」や「ラブライブ!」などアニメ系の約1万1800の一般サークルが出展。企業ブースは、アニプレックスや小学館などのエンタメ系企業を中心に165社が出展した。コスプレエリアでは、「Fate」シリーズが変わらず人気を集め、秋アニメの話題作「SSSS.GRIDMAN」などのコスプレーヤーも見られた。気象庁によると、東京都内の最低気温はマイナス0.5度(午前6時)という寒さだったが、早朝から多くの人が列を作るなどにぎわった。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されており、2017年冬(コミケ93)は3日間で約55万人、18年夏(コミケ94)は約53万人が来場した。個人が同人誌を販売する一般ブースが中心だが、アニメなどの商業作品を扱う企業も出展。大勢のコスプレーヤーが参加することも人気となっている。

 2日目の30日は「TYPE-MOON(タイプムーン)」や、同人ゲームから生まれた作品群「東方Project」などの同人誌を扱う約1万1700の一般サークルが出展する予定。

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