鈴木雅之:音楽活動39年で初のテレビアニメ主題歌 ラブコメ「かぐや様は告らせたい」でラブソング

テレビアニメ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」のオープニングテーマ「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」を歌う鈴木雅之さん(左)とアニメのビジュアル(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会
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テレビアニメ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」のオープニングテーマ「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」を歌う鈴木雅之さん(左)とアニメのビジュアル(C)赤坂アカ/集英社・かぐや様は告らせたい製作委員会

 歌手の鈴木雅之さんが、テレビアニメ「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」のオープニングテーマ「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」を担当することが4日、明らかになった。1980年に「シャネルズ」としてデビューし、2019年に音楽活動39年目を迎える鈴木さんがテレビアニメの主題歌を担当するのは初めて。マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で赤坂アカさんが連載中のラブコメマンガが原作のアニメで、「ナンバーワンラブコメの主題歌をラブソングの王様に歌ってほしい」というアニメのスタッフの要望があり、企画が実現したという。

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 同曲は、「いきものがかり」の水野良樹さんが作詞、作曲を手がけ、“バブリーダンス”が話題になった大阪府立登美丘高校ダンス部の元キャプテンの伊原六花さんがゲスト女性ボーカルとして参加する。本間昭光さんがプロデューサーとしてアレンジを担当。シングルとして2月27日に発売される。

 「かぐや様は告らせたい」は、秀才が集う秀知院学園を舞台に、プライドが高く「自分から告白したら負け」と互いに考えている副会長の四宮かぐやと生徒会長の白銀御行が、いかに相手に告白させるかに知略を巡らせる姿を描く。1月からTOKYO MX、MBS、BS11ほかで放送。

 ◇鈴木雅之さんのコメント

 今回、鈴木雅之として初めてアニメ主題歌のお話をいただきました。ボーカリストとして常に新しい挑戦をしたいと考えていることもあり、この楽曲は新しいスタッフたちに参加してもらおうと思って、作詞・作曲はいきものがかりの水野良樹君に、プロデュースを本間昭光君にお願いしました。また、本間君のアイデアもあって女性ボーカルの掛け合いを入れることになり、伊原六花ちゃんにも今回のコラボレーション企画に参加してもらいました。自分にとってまた新しい形のラブソングに仕上がったと思っています。

 ニューアルバムでは、本間君に加え、日本を代表する多くのプロデューサーたちと一緒に楽曲を制作しているので、そちらも楽しみにしていただきたいですが、まずはこの「ラブ・ドラマティック」をたくさんの人に聴いてもらえたらうれしいです。

 ◇アニメを手がける石川達也プロデューサーのコメント

 本作、最大の魅力の一つである「ギャップ」を意識してオープニングテーマはあまりアニメと近すぎない方にお願いしたいというのがスタート地点でした。また「ラブコメ」でもあるので、ラブソングを歌われているアーティストであり、その頂点の一角を担われている鈴木雅之さんにご提案をぶつけさせていただきました。

 また伊原六花さんのご参加については、作品のファン層に近しい方、これから作品に触れていただく方々への懸け橋になると思います。完成した楽曲は作品に寄り添っていただき、かつ幅広い年齢層の方々に喜んでいただけるものになったと思っております。オープニングテーマと共にアニメ本編も楽しんでいただければと思います。

 ◇伊原六花さんのコメント

 今回、水野良樹さんの曲で鈴木雅之さんとご一緒させていただけて、本当に幸せで、すごく貴重な時間でした。曲の雰囲気やイメージを私なりに感じて、考えて歌わせていただきました。緊張しながらも、鈴木雅之さんの歌声にワクワクしながらレコーディングしました。大好きな歌で、参加させていただけたことがすごく幸せです。

 ◇水野良樹さん(いきものがかり)のコメント

 すべてが詰まりに詰まって、密度たっぷりのマーチンさんの歌声。鈴木雅之というキングの歌声。その歌声に抱かれるメロディーを、作らせてもらえるという喜びに興奮していました。ぜひ皆さんも、全身で、お聴きください!

 ◇本間昭光プロデューサーのコメント

 マーチンさんからアレンジ・プロデュースのオファーをいただいた時は素直にうれしかったです。共通の知り合いがたくさんいたので、やっとたどり着けたという思いです。「ラブ・ドラマティック」は水野良樹作詞作曲ということもあって、ファンキーでノリがよく、でも切ないメロディーが伝わるように、プロデュースしました。また、タイトルが「ラブ・ドラマティック」ということで、マーチンさんと女性の方との掛け合いがあるような楽曲にできればと思い、今回のコラボレーションが実現できました。その際、マーチンさんと伊原六花さんのデュエットというよりは、普通に会話しているような自然さで耳に届くようにバランスを取りました。狙い通りな仕上がりになったと思います。

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