芸能プロダクション「ホリプロ」が開催する男性限定のオーディション「ホリプロメンズスターオーディション」のグランプリを受賞した中学3年の鍛治原日向(ひゅうが)さん(14)が13日、「決選大会」後の会見に応じた。好きな芸能人に藤原竜也さんの名前を挙げた鍛治原さんは、グランプリの権利として、藤原さんが主演する映画・連続ドラマ(WOWOW)企画の「太陽は動かない」(2020年予定)で共演することが確定したことについて「自分が小さいころから憧れた人との共演なので本当にうれしい」と笑顔を見せていた。
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藤原さんに憧れるポイントを聞かれた鍛治原さんは「演技力がすごいところで、その役になったかのようにできるところ。悪役からコメディーな役まで幅広くできるので、自らが目指している俳優像にぴったり」と熱を込めながら話し、将来は「『この役なら鍛治原日向だ』と言われるように、作品に出続けたい」と語っていた。
グランプリを受賞した直後に藤原さんから祝福のビデオメッセージが流れ、感想を求められた鍛治原さんは「間近に見ることができて光栄です」と直接会ったかのように答えて、会場の笑いを誘っていた。自らを「お調子者」とも分析しながら「(ドラマ以外にも)バラエティーは出てみたい」と話していた。
グランプリの賞金50万円の使い道を聞かれると「とりあえずは、オーディションで買った(ギターなど)たくさんのもの(の補填)にしたいと思います」と答えていた。
「ホリプロメンズスターオーディション」は、ルックスや個性、雰囲気などを総合的に審査し、俳優としての可能性とスターの原石を発掘するのが狙い。今回は、6468人の応募があり、書類審査と数度のオーディションを経て、ファイナリストの8人を選出。13日の「決戦大会」では演技や自己PRを披露した。