梶裕貴:岩井俊二監督とトークショーに胸躍る 「汗が止まりません」

「あした世界が終わるとしても」のトークショーに登場した(左から)岩井俊二監督、櫻木優平監督、梶裕貴さん
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「あした世界が終わるとしても」のトークショーに登場した(左から)岩井俊二監督、櫻木優平監督、梶裕貴さん

 アニメ「INGRESS THE ANIMATION(イングレス)」などの櫻木優平監督が手がけた劇場版アニメ「あした世界が終わるとしても」のトークショーが6日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、声優の梶裕貴さん、櫻木監督、映画「スワロウテイル」などの岩井俊二監督が登場した。心を閉ざしがちな高校生で主人公の狭間真を演じた梶さんは、岩井監督のファンだったといい、「さっきから胸が躍り、汗が止まりません」と興奮した様子。岩井監督は「恐縮です。僕も(梶さんが主人公のエレン・イェーガーを演じる)『進撃の巨人』のファンです」と明かした。

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 岩井監督が手がけた劇場版アニメ「花とアリス殺人事件」(2015年公開)に櫻木監督がCGスタッフとして参加したことから今回トークショーが開催された。岩井監督は「アニメがすごく好きなんですよね」と話し、「あした世界が終わるとしても」について「企画段階で呼んでほしかった。参加したかったなあ。次回作に呼んでくださいよ」とお願いしていた。

 トークショーを終え、櫻木監督は「岩井さんには、監督のやり方、ここは守らないといけないなどということをたくさん見せていただいた。心の支えにもなっています。今日は(一緒にトークショーに登壇して)不思議な気持ちです」、梶さんは「幸せな時間でした」と喜んだ。

 アニメは、幼い頃に母を亡くして以来、心を閉ざしがちな主人公・真と幼なじみの琴莉の前に突然、“もうひとつの日本”から“もうひとりの僕”が現れる……というストーリー。

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