フィギュアスケートの高橋大輔選手が25日、東京都内で行われた「源氏物語」をモチーフにしたアイスショー「氷艶hyoen2019-月光(あ)かりの如く-」の記者発表会見に出席した。光源氏役で主演を務める高橋選手は、「(光源氏は)プレーボーイなイメージがあるし、見た目的に(自分は)光源氏っぽいのかなという疑問はある。ちょっと顔が濃すぎるかなって……」と苦笑し、「きれい系の人が演じた方がいいのかなって思いますけど、そこは演技でカバーしようかな」と話して会場を笑わせていた。
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高橋選手は演技プランを聞かれ、「恋物語の中でも光源氏は結局、孤独だったということになってくると思う。(現時点では)どう演じるかというよりは、そこの持っていき方をこれから探っていきたい」と語っていた。
また、2018年に現役復帰を果たし、現役選手として出演することについて、「(試合出場のために)体を一から作り直して高いパフォーマンスができる体にしている中で演技をする。自分の今の体でどれだけ表現できるかも楽しみ」と期待を口にし、「(今回の『氷艶』で)新しいフィギュアスケートの世界が見えると思う。普段なかなか仕事ができない方とやらせてもらえるので、いろいろなところを盗んでやろうという気持ち。すごく楽しみ」と目を輝かせていた。
「氷艶」は、フィギュアスケートの演技と感情表現を通じて、日本文化を伝える舞台を作っていくというコンセプトのアイスショー。17年には歌舞伎とコラボした「氷艶 hyoen2017-破沙羅-」が上演された。第2弾の今作は、宮本亜門さんが演出を担当し、荒川静香さん、織田信成さん、村上佳菜子さん、鈴木明子さん、柚希礼音さん、平原綾香さん、福士誠治さん、波岡一喜さん、西岡徳馬さんらも出演。7月26~28日、横浜アリーナ(横浜市港北区)で上演する。
この日の記者会見には、宮本さん、荒川さん、柚希さん、福士さんも出席した。