放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
俳優の玉木宏さんが、テレビ東京系で4月期に放送される連続ドラマ「スパイラル~町工場の奇跡~」で主演を務めることが1日、明らかになった。玉木さんは、同局の連続ドラマ初主演。今作はドラマ枠「ドラマ Biz」(月曜午後10時)の第5弾で、倒産危機に陥った町工場を企業再生家が立て直していく軌跡を描く弱者の視線に立ったヒューマンドラマ。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
ドラマは、累計260万部を超える真山仁さんのベストセラー「ハゲタカ」シリーズのスピンオフ作品「ハゲタカ4.5/スパイラル」(講談社文庫)が原作。“中小企業の再生”をテーマに描いた話題。脚本は映画「フラガール」やNHKの連続ドラマ小説「マッサン」などの羽原大介さん、監督は井坂聡さん、松田礼人さん、棚澤孝義さんが担当する。
玉木さん演じる主人公の芝野健夫は、エリート銀行員から、経営難に陥った企業の再生を手掛ける企業再生家に転身した人物。「人をはじく仕事ではなく、人を救う仕事がしたい」という信念を持ち、ビジネスに関しては非常に冷静で用心深い一面も見せるが、実はロマンチストで涙もろいという人物だという。
玉木さんが真山作品に出演するのは、2016年と17年に同局で放送されたスペシャルドラマ「巨悪は眠らせない 特捜検事の逆襲 」「巨悪は眠らせない 特捜検事の標的」に続き、3作目となる。
――原作を読まれた感想は?
いわゆる“日本の技術”を守っていかなければいけないという説得力を、すごく感じる作品だと思いました。中小企業が舞台になっている話なので、外資との対峙(たいじ)が面白さだと思いますし、町工場の技術を芝野が必死で守ろうとしているところも見応えがあると思います。
――ドラマ出演のお話を聞いた時のお気持ちは?
真山先生が描く社会派ドラマは、内容にもリアリティーがあります。年齢など原作とは異なる設定もありますが、原作ファンが多くいる作品ですので、ファンの方々にも納得できるような作品になったらと思いながら撮影に臨みたいと思います。
――玉木さんから見た芝野健夫とは?
芝野は基本的に真面目な人間だと思いますし、原作に「世の中には時々信じられない巡り合わせがある。芝野は年齢を重ねる中で、一見偶然にしか見えない巡り合わせでも必然と考えるようになった。その必然は無視してはならない」とあるように、すべてを受け入れていくようなところがある。物事に関してのこういう考え方が彼のベースになっていると思います。信念を心に持ちながら……また人に寄り添える人だと思うので、優しさも持ち合わせながら、この役を生きられたらいいなと思います。
――今回の役を演じるにあたって役作りや準備したことは?
何かを体得しなければいけない役柄ではないので、役作りや準備は特にしていません。大切なのは、共演する方々とのセッションだと思うので、そのセッションの中で一番リアリティーがある着地点はどこか、ということを探りながら、皆さんと一緒に作品を作っていくことを楽しみにしています。共演者には久しぶりの方も初めての方もいるのですが、今からすごく楽しい現場になりそうな予感がしています。
――視聴者へのメッセージをお願いします。
このドラマは家族、町工場など、地に足が着いた人たちの“これから”をしっかりと見届けられる作品になっていくと思います。いざ自分の家族が同じような状況になったときにどうすればいいのか、自分に置き換えられる状況もたくさんあると思います。その中で何を守っていくべきなのか……そんなことを想像しながら見ていただけると面白いのではないかと思います。ぜひ幅広い世代の方に見ていただきたいですね。
11月20日に初フォト&エッセー「瞳のまにまに」(講談社)を発売したテレビ東京の田中瞳アナウンサー。「視聴者の皆さんはもちろん、制作側にも信頼されるアナウンサーになりたい」と語る…
テレビ東京系の人気バラエティー番組「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」(土曜午前11時半)の4代目アシスタントや、経済ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」(月~木…
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のアニメ「呪術廻戦」のテレビアニメ第2期「懐玉・玉折」に登場する高専時代の五条悟らをデザインし…
タレントの黒柳徹子さんの著書「窓ぎわのトットちゃん」(講談社)が、「最も多く発行された単⼀著者による自叙伝」として12月14日、ギネス世界記録に認定された。1981年3月6日に刊…
松本潤さん主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第32回「小牧長久手の激闘」が、8月20日に放送される。家康(松本さん)は秀吉(ムロツヨシさん)側の1…