気分はもう戦争:矢作俊彦×大友克洋の名作 新作「3」で「漫画アクション」38年ぶり帰還

「漫画アクション」8号に掲載された「気分はもう戦争」の新作「気分はもう戦争3(だったかも知れない)」の予告=双葉社提供
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「漫画アクション」8号に掲載された「気分はもう戦争」の新作「気分はもう戦争3(だったかも知れない)」の予告=双葉社提供

 小説家の矢作俊彦さんが原作を手がけ、マンガ家の大友克洋さんが描いたマンガ「気分はもう戦争」の完全新作となる読み切り「気分はもう戦争3(だったかも知れない)」が、16日発売のマンガ誌「漫画アクション」(双葉社)9号に掲載されることが2日、明らかになった。「漫画アクション」で1980~81年に連載された名作で、約38年ぶりに同誌に“帰還”する。

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 2日発売の同誌8号で「それから38年」「ガン・マン、流れ者、過激派が還って来る!」と予告された。また、8号には「気分はもう戦争」のダイジェスト版も掲載された。

 「気分はもう戦争」は、中国、ソ連の国境で紛争が勃発し、日本人のハチマキとめがね、米国人のボウイの3人組が義勇軍で参戦する……というストーリー。矢作さんや大友さんがマンガのキャラクターとして登場し、日本人が戦争に直面して動揺する姿が描かれた。82年にコミックスが発売され、累計発行部数は40万部以上。藤原カムイさん作画の「気分はもう戦争2.1」も発表された。

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