ダンダダン
第8話「なんかモヤモヤするじゃんよ」
11月21日(木)放送分
人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(1992年発売)のストーリーが原案の劇場版アニメ「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」(山崎貴総監督、8月2日公開)の主人公リュカの声優を俳優の佐藤健さんが務めることが4日、明らかになった。また、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの主演を務めた山田孝之さんが、リュカの父・パパスの声優を担当する。佐藤さん、山田さんのほか、有村架純さん、波瑠さん、坂口健太郎さん、ケンドーコバヤシさん、安田顕さん、古田新太さん、松尾スズキさん、山寺宏一さん、井浦新さん、賀来千香子さん、吉田鋼太郎さんが声優として出演することも発表された。
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「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は、「ドラゴンクエスト」シリーズ初の3DCGアニメ。「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0」などで知られる山崎さんが総監督、脚本を担当し、八木竜一さんと花房真さんが監督を担当。「ドラクエ」の“生みの親”堀井雄二さんが原作・監修を務め、シリーズの音楽を手がけてきたすぎやまこういちさんの楽曲を使用する。
アニメでは、有村さんが主人公と幼い頃に共に冒険し、成長して強く美しい女性として再会を果たすビアンカ役、波瑠さんが主人公の幼なじみでサラボナの町中の男性の憧れの聡明な女性フローラ役、坂口さんが主人公と共に魔物につかまって奴隷とされてしまう王子ヘンリー役をそれぞれ担当する。
佐藤さんは「主人公の声を務めさせていただくということで責任重大なわけですが、どうなのでしょう、不安です。しかし佐藤なんかに任せてらんねえよという方にもぜひこの映画を見に来ていただきたいのです。なぜならこの物語の主人公は僕が演じた“リュカ”ではなく、紛れもなく今の時代を生きる“あなた”なのですから」とコメントしている。
山田さんは「大好きなパパスのプレッシャーは半端ではなかったです。しかし、もし私が主人公の声を演じるとなった場合、演技プランが一つしか思い浮かばないのでパパス役で助かりました。完成を非常に楽しみにしています。ヨシ、いや、山田孝之より」と語っている。
佐藤さんら声優陣、山崎総監督のコメント全文は以下の通り。
調べたところ、「天空の花嫁」は僕が3歳の時に発売されたようです。ゲームっ子だった僕は多分小学生の時だったかな? 夢中になって遊んでいました。今回の脚本は映画としての最後の終わり方以外は基本的にゲームに沿って進んでいきます。しかしこの普遍的なストーリーは、今読んでも決して古く感じることなく、当時と同じように僕の心を震わせました。まず当時、ここまで物語がしっかりとしているゲームなんてないわけで、その時点でドラゴンクエストすごいなと改めて思ったわけですが、この時代に映画の脚本として生まれ変わってもなお色あせぬこの魅力。あっぱれドラゴンクエストです。
そんなドラゴンクエストの主人公の声を務めさせていただくということで責任重大なわけですが、どうなのでしょう、不安です。しかし佐藤なんかに任せてらんねえよという方にもぜひこの映画を見に来ていただきたいのです。なぜならこの物語の主人公は僕が演じた“リュカ”ではなく、紛れもなく今の時代を生きる“あなた”なのですから。
長年愛されて続けている作品ですし、ファンの方々がたくさんいる中、自分が参加していいものか不安もありましたが、ドラマチックなストーリー、プレーヤーにも寄り添った構成にひかれ挑戦させていただきました。山崎総監督のもと、佐藤健さんと掛け合いをしながら収録できたので、現場で生まれた空気感や、リュカとビアンカの距離が少しずつ縮まっていく様子が、声を通して少しでも伝わってくれるとうれしいな、と思います。ビアンカは、気が強くはすっぱな部分もあるけれど、心の隅でリュカを思う乙女な心も持った魅力的な女性です。寛容で肝っ玉だからこそどんなことも受け止め、立ち向かう芯の強さを大切に、ブレることのないよう演じました。
私はそこまでいろいろなゲームソフトで遊んでこなかったので、プレーしたことはないのですが、やっぱりゲームをやっている友達のほとんどがドラゴンクエストが好きなので、それが印象的です。たくさんの人に愛されてきた作品だなと思います。とても豪華なキャストの皆さんの中に入るのはとても恐縮しました。たくさんの人の心の中に、それぞれのドラゴンクエストがあると思うので、丁寧に取り組みたいと思いました。今回演じるのが、全ての男性が憧れるお嬢様の役なんて、と驚きましたが、ご一緒した佐藤さんをはじめとしたキャストの皆さんに引っ張ってもらいながらどうにか収録できました。あんなにかれんなお嬢様が私の声でしゃべっているのはすごく不思議な感覚です。
ドラゴンクエストシリーズは大好きで、ほとんどの作品をやってきましたが、中でもVは、何度も繰り返し遊んだ思い出があります。ドラゴンクエストというゲームの映画化、どんな世界になるのか、想像がつきません。だからこそとても楽しみです。V自体はとても好きな作品だったので、まさか自分がヘンリーの声をさせていただけるとは、と驚きました。わがままな王子だったヘンリーが、大人になって立派な姿になる。そこを声で表現するのが難しかったです。
以前「ドラゴンクエストヒーローズII 双子の王と予言の終わり」にも声で参加させていただきましたが、今回の「ユア・ストーリー」でも同様、声だけでの表現は難しいなあと思いました。大好きなパパスのプレッシャーは半端ではなかったです。しかし、もし私が主人公の声を演じるとなった場合、演技プランが一つしか思い浮かばないのでパパス役で助かりました。完成を非常に楽しみにしています。ヨシ、いや、山田孝之より。
3DCGで映画を作るのは理想的な実写化のようなものだと思っています。ですから僕も実写化するならこのメンバーでというぐらいの気持ちを込めてキャスティングさせてもらっています。佐藤君はそのりんとした声が主人公リュカが常に前向きに運命を切り開いていく姿を感じさせてくれました。有村さんはどこか包容力を感じさせる声がビアンカにピッタリだと思いましたし、波瑠さんは声の澄んだトーンに秘められた強さがフローラの純粋さをうまく表してくれていました。
さらに坂口君の持って生まれた王子感はヘンリーの気高さに似合っていましたし、そして何と言っても山田君はドラゴンクエストとは切っても切れない関係なので、ぜひどこかに入ってほしいと思っていましたが、ここは意外な線を狙ってパパスをお願いしました。最強の戦士感のある、堂々とした声でパパスに存在感を与えてくれました。他のキャストの皆さんも、皆実写化するならこの人という気持ちで選ばせてもらっているので、それぞれのキャラクターにダブらせて楽しんでみてください。
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2024年11月22日 12:00時点
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