湯浅政明監督:「夜明け告げるルーのうた」「夜は短し歩けよ乙女」が6月に地上波初放送

「夜明け告げるルーのうた」の一場面(C)2017 ルー製作委員会
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「夜明け告げるルーのうた」の一場面(C)2017 ルー製作委員会

 湯浅政明監督が手がけた劇場版アニメ「夜明け告げるルーのうた」「夜は短し歩けよ乙女」が、6月にフジテレビで放送されることが30日、分かった。2作が地上波で放送されるのは初めてで、湯浅監督の新作「きみと、波にのれたら」が6月21日に公開されることを記念して、放送されることになった。「夜明け告げるルーのうた」が6月4日深夜1時55分、「夜は短し歩けよ乙女」が同11日深夜2時25分にそれぞれ放送される。

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 湯浅監督は「『夜は短し歩けよ乙女』は少しお酒を飲みながら見たら楽しいかもしれません。『夜明け告げるルーのうた』は見終わるころにちょうど夜が明けますね(笑い)。『きみと、波にのれたら』を見る前にぜひ楽しんでいただけたらと思います」とコメントを寄せている。

 「夜明け告げるルーのうた」は、オリジナルアニメで、寂れた漁港の町・日無町に住む中学生のカイが、人魚のルーと出会い、交流を深めることで次第に心を開いていく……というストーリー。2017年5月に公開され、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭の長編部門でグランプリにあたるクリスタル賞を受賞したことも話題になった。

 「夜は短し歩けよ乙女」は森見登美彦さんの小説が原作で、、“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”が、京都のいたるところで彼女の姿を追い求め、珍事件の数々に巻き込まれる……というストーリー。17年4月に公開された。

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