佐藤健:「ドラクエ」映画 完成作見て「感動しすぎて立てなくなった」

劇場版アニメ「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のワールドプレミアに登場した佐藤健さん
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劇場版アニメ「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のワールドプレミアに登場した佐藤健さん

 俳優の佐藤健さんが7月16日、東京都内で行われた人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズの3DCG劇場版アニメ「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」(山崎貴総監督、8月2日公開)のワールドプレミアに出席した。「ゲームが大好きで、ゲームと共に育ってきたと言っても過言でない。ゲームなしには今の自分はいない」とゲーム愛を熱く語り、「大傑作が完成しました。感動しすぎて(見終わったときに)立てなくなった」と完成作に大きな自信をのぞかせていた。

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 佐藤さんは「子供のころには大人たちから『ゲームばかりやっていないで勉強しなさい』と否定されてきた」と子供時代を振り返り、「大人たちが言っている意味も分かるけれど、『ゲームにはこんなにすてきなことが詰まっているのに』とモヤモヤした思いのまま大人になった。そういった人たちも多いと思う。この映画は、その僕たちの心の声をすべて代弁してくれた」と興奮気味に完成作の感想を明かしていた。

 また「ドラゴンクエスト」との思い出を聞かれると、佐藤さんは「“はぐれメタル”をいかに倒すか。そこに尽きる」とシリーズのモンスターとの対決が印象深いと語り、「逃げるんですよ。あれをいかに逃げられずに倒すかに、僕の小学校3年間はささげたんじゃないですかね」と明かした。井浦新さんと吉田鋼太郎さんも“復活の呪文の入力ミス”について大いに盛り上がるなど、男性キャストが「ドラゴンクエスト」への熱い思いを吐露。人気シリーズのヒロイン、ビアンカ役を演じた有村架純さんは「ものすごく不安やプレッシャーがあった。自分でいいんだろうかと悩みに悩んだ」と胸の内を話しつつ、「完成作を見て、参加させていただいてよかったと心から思った」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

 「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は、「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」(1992年発売)のストーリーを原案としたシリーズ初の3DCGアニメ。「ALWAYS 三丁目の夕日」「永遠の0(ゼロ)」などで知られる山崎さんが総監督、脚本を担当し、八木竜一さんと花房真さんが監督を務めた。堀井雄二さんが原作・監修を務め、シリーズの音楽を手がけてきたすぎやまこういちさんの楽曲を使用する。プレミアには波瑠さん、坂口健太郎さん、山田孝之さん、ケンドーコバヤシさん、安田顕さん、賀来千香子さん、山崎総監督も出席した。

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