女優の橋本環奈さんが、R15指定の映画「シグナル100」(2020年1月24日公開)で2度目の映画単独主演を務めることが8月7日、明らかになった。橋本さんの映画単独主演は「セーラー服と機関銃 -卒業-」(2016年)以来、4年ぶり。最近はコメディエンヌとして評価が高まっている橋本さんだが、今作ではシリアスな鬼気迫る演技を見せているという。
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映画は、宮月新さんが原作、近藤しぐれさんが作画を手がけるマンガ(白泉社)が原作。36人の生徒たちが、遅刻や電話、涙を流すなど100の行為をすると、自殺したくなる催眠を教師にかけられる。死の暗示を解く方法はクラスメートの死のみ。やがて生き残りを懸けた壮絶なデスレースが発展していく……という展開。橋本さんは、事件の解決に奔走する正義感の強い主人公の樫村怜奈(かしむら・れな)を演じる。
橋本さんは、今作への出演について「もともと原作は知っていましたが、20歳になり挑戦的なものをやりたいと思っていた中で、この作品はうってつけだと思い、出演を決めました」と明かしている。
「さまよう小指」などの竹葉リサ監督がメガホンをとり、「20世紀少年」シリーズ、「GANTZ」「ドラゴンボールZ 神と神」「ザ・ファブル」などを手がけてきた渡辺雄介さんが脚本を担当する。
もともと原作は知っていましたが、20歳になり挑戦的なものをやりたいと思っていた中で、この作品はうってつけだと思い、出演を決めました。SNS世代はさまざまな場面からさまざまなことをインプットできる環境にいますが、この作品では制限された理不尽さにまみれた状況下にいる若者たちがどんな行動をとるのか、人間の心理を描いています。その中で、芯の強さをもつ主人公の怜奈役を、感覚を研ぎ澄ませながら演じさせていただきました。
20歳になって初めて撮影をした作品である今作の撮影は大変な面も多くありましたが、35人の生徒役のキャストの皆さんとスタッフに助けられながら作り上げていき、思い入れのある作品になりました。この作品は突き抜けた描写もありつつ、スピード感がある、アトラクション感覚で見られるものとなっていると思うので、勇気を持ってぜひ劇場でご覧いただけるとうれしいです。
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