落第忍者乱太郎:33年の連載に幕 新連載の準備も

約33年の連載に幕を下ろす「落第忍者乱太郎」のイラスト
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約33年の連載に幕を下ろす「落第忍者乱太郎」のイラスト

 アニメ「忍たま乱太郎」の原作のマンガ「落第忍者乱太郎」が、約33年の連載に幕を下ろすことが10月1日、分かった。同作は、1986年4月に朝日小学生新聞で連載がスタート。以後、4~6月、10~12月の季節限定で連載が続いてきたが、今年1月に作者の尼子騒兵衛さんが脳梗塞(こうそく)を発症。今年4月にスタート予定だったパート64の連載は延期となっており、尼子さんが「毎日の連載は難しい」と連載終了を自ら決断したという。尼子さんの回復は順調といい、2020年4月からは月1回のペースで、「落第忍者乱太郎」のキャラクターによる新連載を準備している。

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 11月30日に発売されるコミックス第65巻が最終巻となる。最終巻は小冊子が付いた特装版も発売され、高山みなみさんらアニメの声優陣による座談会などが掲載される。

 「落第忍者乱太郎」は、一流の忍者を目指して忍術学園に入学した忍者のたまごたちが巻き起こすドタバタ劇。コミックスの累計発行部数は930万部以上。1993年にアニメ「忍たま乱太郎」がスタートしたほか、実写映画化やミュージカル化もされた。

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