太宰治の小説「人間失格」をリメークした劇場版アニメ「HUMAN LOST 人間失格」(木崎文智監督、11月29日公開)が、東京・新宿ゴールデン街、りんかい線(東京臨海高速鉄道)、渋谷肉横丁、日本図書館協会などとタイアップすることが11月7日、分かった。新宿ゴールデン街の参加店舗では、「人間失格ハイボール」を販売し、店舗入口で「人間失格!」と言った人に映画コラボコースターがプレゼントされる。人間失格ハイボールの販売は12月8日まで。コースターは、各店舗でなくなり次第、終了。
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渋谷肉横丁では、11月8日~12月8日にInstagram企画を実施。りんかい線では、12月15日までTwitter企画を実施する。それぞれ、投稿者の中から抽選で、サイン入り非売品や映画ポスターなどが当たる。日本図書館協会では、「読書時間の多い生涯を送ってきました。」という「人間失格」の名ぜりふをもじったコラボポスターを制作。全国の公立図書館で順次掲出される。掲出期間は12月15日まで。そのほか、「自遊空間」「まんが喫茶マンボー&マンボープラス」とのタイアップ企画も実施される。
「HUMAN LOST 人間失格」は、医療革命により死を克服した昭和111年の東京を舞台に、薬物に溺れ怠惰な暮らしを送る大庭葉藏が、暴走集団と行動する謎の男・堀木正雄と共に特権階級の住む環状7号線内(インサイド)への突貫に参加。激しい闘争に巻き込まれ、異形化するヒューマン・ロストした異形体である“ロスト体”に遭遇する……という展開。
「踊る大捜査線」「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズで知られる本広克行さんがスーパーバイザーを務め、時代小説「天地明察」などで知られる作家の冲方丁(うぶかた・とう)さんがストーリー原案、脚本を手がける。宮野真守さんが主人公・大庭葉藏の声優を務め、花澤香菜さん、福山潤さん、櫻井孝宏さんらも出演。劇場版アニメ「GODZILLA」シリーズなどのポリゴン・ピクチュアズが製作する。
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