ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)、「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)など2019年は数々の話題作に出演した今田美桜さん。劇場版アニメ「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ) THE MOVIE ヒーローズ:ライジング」(長崎健司監督)では声優に挑戦し、その演技が絶賛されるなど快進撃が続いた。“最旬女優”とも呼ばれる今田さんに、大活躍の昨年を振り返ってもらいつつ、今年の抱負を聞いた。
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今田さんは1997年3月5日生まれ、福岡県出身の22歳。2016年の夏に上京し本格的に女優業を開始。「福岡一可愛い女の子」と呼ばれ、じわじわと注目を集めた。2018年、連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」などに出演したことも話題になり、大ブレークした。
2019年は勢いが加速した印象を受けた。「3年A組」では“女王様キャラ”の女子高生、「ドクターX」では勤勉で真面目な看護師を演じたかと思えば、「ヒロアカ」ではクールで妖艶、迫力のある敵<ヴィラン>のスライスの声優を務めるなど、さまざまな顔を見せた。
想像ができないくらい多忙な1年だったのだろう……「忙しかったのでは?」と聞いてみると「楽しかったです!」と即答する。
「学生、看護師、『ヒロアカ』で劇場版アニメの声優に初挑戦させていただいたり、いろいろな役を演じさせていただきました。本当に幅広くいろいろな人になれました。それがすごく楽しかったんです」
きっと楽しいことばかりではないだろう。それでも楽しみながら前進しようとする。
「大変だったり、悩む時もあります。でも、ずっとやりたかったことをやらせていただけていることが、うれしいんです。声優さんをやらせていただくとは想像もしていませんでしたし。新たな経験をさせていただきました。だから、楽しかったんです」
活動の中で成長も実感している。今年はさらに前進していきたいという。
「昨年、一昨年といろいろ経験をさせていただき、少しずつ成長して、できることも少しずつ増えているとも感じています。それを生かしたいですね」
さらなる成長を遂げ、一体どんな女優になっていくのだろうか? 10年後のビジョンを聞いてみると「10年後!? 全然分からないです。計画を立てるのが苦手なんです。今年のこともなかなか計画できないんです(笑い)。だから、今を頑張る! 作品に溶け込める女優さんになりたいですね。本当に作品の世界に存在しているような」と話す。
今年、さらに10年後もさまざま顔を見せ、驚かせてくれそうだ。