人気グループ「SixTONES」の松村北斗さんと俳優の今田美桜さんが、映画「白鳥とコウモリ」でダブル主演を務めることが明らかになった。東野圭吾さんの同名小説の実写映画化で、2人は殺人事件の容疑者の息子と被害者の娘を演じる。
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原作は、シリーズ累計発行部数が150万部を突破し、東野さん自身が「今後の目標は、この作品を超えることです」と語った人気小説。善良な弁護士が刺殺され、「私がやりました。“すべての事件”の犯人は私です」とある男の自供によって事件は解決したかに思われた。しかし、容疑者の息子・倉木和真(松村さん)と、被害者の娘・白石美令(今田さん)は、互いの父の言動に違和感を抱く……というストーリー。
「あゝ、荒野」(2017年)や「正欲」(2023年)などを手掛けてきた岸善幸監督がメガホンを取り、脚本には「ある男」(2022年)や「愚か者の身分」(2025年)などで知られ、日本アカデミー賞最優秀脚本賞の受賞経験を持つ向井康介さんが加わる。
「出演のお話をいただいた時、東野圭吾さんの世界観に入れるのが楽しみでした」と語る松村さんは「本作は入口から出口まで没入して、皆さんと共に考えながら観ていただけると思います。人の想いが生み出すミステリー、かなり見応えのある作品です」とコメント。
今田さんは「ミステリーでありながら、二人を応援したくなるような物語です。最後の展開はすごく驚きがありながらも、切なく温かい気持ちになれる作品です。岸監督の穏やかな人柄が伝わった安心感のある現場で、その魅力をしっかり伝えられるように頑張ります」と話している。
映画「白鳥とコウモリ」は9月4日から全国公開。
出演のお話をいただいた時、東野圭吾さんの世界観に入れるのが楽しみでした。私が演じる倉木和真という役柄は、父に対して特別な感情を抱いています。「心から平和に生きてほしい」と願っていた人を疑わなければならない辛さを表現することが、演じるうえで大切な部分だと考えていました。奥行きのある演出をされる岸監督をはじめ、スタッフの方々の力を借りながら、撮影に臨んでいます。
本作は入口から出口まで没入して、皆さんと共に考えながら観ていただけると思います。人の想いが生み出すミステリー、かなり見応えのある作品です。
ストーリーの展開が本当に面白くて、原作を読んでいて没入しました。白石美令という役は、凛として冷静に物事を見ている女性だと思います。情報が溢れている今の時代に、他人の意見に流されずに自分が疑問に思ったことを貫き通すことができる彼女にとても力を感じました。
ミステリーでありながら、二人を応援したくなるような物語です。最後の展開はすごく驚きがありながらも、切なく温かい気持ちになれる作品です。岸監督の穏やかな人柄が伝わった安心感のある現場で、その魅力をしっかり伝えられるように頑張ります。
事件はなぜ起こったのか、加害者の息子と被害者の娘は「本当のことを知るため」に出会ってしまう。
東野さんが原作に込めた深く悲しいテーマを、どのように映像化すべきなのか。模索を続けながらのぞんだ撮影でしたが、松村北斗さん、今田美桜さんの演技、その多彩な感情表現を目の当たりにするうちに、輪郭がくっきりと浮かび上がってきました。
主演のお二人をはじめ、キャストの皆さんの息をのむような演技にも支えられ、撮影は順調に進んでいます。たくさんの人がこの作品に出会い、感じてもらえたら何よりも幸せです。
原作者・東野圭吾さんのコメント
殺人事件を扱ったミステリ小説の多くは、犯人が判明することによって幕を閉じます。
しかし本作はそこが始まりで、被害者遺族と加害者家族の苦悩がストーリーの中心となっています。かなり複雑な構造で、太さや光沢、硬さなどまるで千差万別な糸が編み込まれた織物のようなものです。その糸を一旦解きほぐし、映像として編み直したらどんなものが出来上がるのか、今からとても楽しみです。
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