澤穂希さん:「警視庁・捜査一課長」でドラマ初出演 華麗なキック披露 遺体発見の演技も

ドラマ「警視庁・捜査一課長」の正月スペシャルにゲスト出演する澤穂希さん(右)と主演の内藤剛志さん=テレビ朝日提供
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ドラマ「警視庁・捜査一課長」の正月スペシャルにゲスト出演する澤穂希さん(右)と主演の内藤剛志さん=テレビ朝日提供

 元サッカー女子日本代表の澤穂希さんが、内藤剛志さん主演の刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)の正月スペシャルにゲスト出演することが1月2日、分かった。澤さんはドラマ初出演で、殺人事件の第一発見者となるサッカーコーチ、玉賀友代(たまが・ともよ)を演じる。華麗にサッカーボールを蹴るシーンがあるほか、遺体を発見して驚がくする演技や大岩(内藤さん)らに事情を聴かれて証言する演技などにも挑戦する。

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 「警視庁・捜査一課長」は、ヒラの刑事からはい上がった“たたき上げ”の主人公、警視庁捜査1課の課長・大岩純一が、400人の精鋭刑事を率いて苦悩しながらも重責を乗り越え、難事件に立ち向かっていく姿を描いた人気シリーズ。

 澤さんは「お話をいただいた時は、ただただビックリしました。経験のないことだったので、『どうしよう? こんな私が受けてもいいものなのか?』と、とても迷いました。でも、悩んでいるということは、挑戦したいっていうことなんだろうなと思い、ありがたくオファーをお受けすることにしました!」と出演を決めた心境を告白。

 事件現場に出くわす場面の演技について「実際に遺体を見た経験がないので、どう演技をしたらいいのかと難しかったですが……監督が『こういう感じでやってみてはどうですか?』と何度も教えてくださったので、自分なりに頑張って演技してみました」と話し、撮影後については「本当に楽しかったです。ずうずうしくも(笑い)また演技したいなと思いました」と充実感いっぱいの笑顔で語った。

 内藤さんは「せりふも長めでしたが、しっかり演技してくださって、世界を相手に闘った人ってやっぱりスゴイなと思いました。何事からも逃げたりせず、自分を追い詰めて集中力を高めてきた方だからこその演技でした」と澤さんの演技を絶賛。「待ち時間には、僕らおっさん俳優たちにサッカーの話をしてくれて、しかも劇中でシュートまで披露してくれるなんて……澤さんは女性ですけど、まさに日本の“ヒーロー的存在”。2ショットの写真も撮ってもらって、僕の宝物が増えました」と、共演に大喜びだったという。

 正月スペシャルは、“自殺ではないと言い張る遺体”が見つかったという奇妙な知らせが大岩に届くところから始まる。殺されたのは8年前、強盗殺人事件で誤認逮捕された過去を持つ、元外食チェーン社長・片倉義彦(長谷川朝晴さん)。彼は廃ビルの屋上から転落死したようだったが、遺体のそばに落ちていたスマートフォンには「自殺ではない。殺された」と書き残されていた。やがて事件直後、元捜査1課刑事の“ジンジャー”こと陣内綾(伊藤歩さん)が現場にいた事実が判明。実は、綾は片倉を誤認逮捕した張本人で……というストーリー。1月3日午後9時放送。

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