名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
暮石ヤコさんのマンガが原作のテレビアニメ「ソマリと森の神様」が、1月9日深夜から順次、放送される。主人公の少女ソマリの声優を務めるのが、水瀬いのりさんだ。ソマリは、森の番人であるゴーレムを「おとうさん」と呼び、旅をする2人の“親子”の物語が描かれる。小野大輔さんが声優を務めるゴーレムは、感情を持たないキャラクターで、天真らんまんなソマリに対しても常に冷静に接するが、水瀬さんは「ソマリとおとうさんの対比というか、温度感の差がとても魅力的。収録が後半にいくにつれて、おとうさんを絶対にデレさせてやるという思いでした」と振り返る。演じる上でのこだわりや、作品への思いを聞いた。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
「ソマリと森の神様」は、ウェブマンガサービス「ゼノン編集部」で連載中のマンガ。舞台は太古の時代、争いに敗れた人間が絶滅の危機に瀕(ひん)し、異形の生物に支配された世界で、森の番人のゴーレムと人間の娘のソマリが出会い、ソマリはゴーレムを「おとうさん」と呼び、親子の旅が始まる……というストーリー。水瀬さんはエンディングテーマも担当する。NHKの大河ドラマ「篤姫」や映画「四月は君の嘘」などの吉俣良さんが音楽を手掛ける。
好奇心旺盛で元気なソマリと、感情を持たず常に冷静なゴーレムとの温度差があるため、アフレコでは「最初はすごく不安要素でもあった」と水瀬さんは言う。
「ソマリとして、何かを思い切りおとうさんに投げ込んでも、おとうさんというキャラクターの中で受け取られるので、自分の芝居やソマリの好奇心旺盛なところが、はしゃぎすぎに聞こえないかと不安でした。でも、自分の予想とは裏腹に、音響監督さんから『もっともっと喜怒哀楽を出していい』とディレクションをいただきました。おとうさんがマイナスに削っていくところをソマリは足していき、それが合わさったときにちゃんと100になる。そういう足し引きを2人がしていくということだったので、自分が思っていたよりも、さらにアグレッシブに、より無邪気に駆け回ろうと思いました」
水瀬さんがソマリというキャラクターをつかんだ瞬間だったという。「お父さんを絶対にデレさせてやるという思いのままに、『おとうさん、おとうさん』とやっていくところが、楽しくもあり、とてもやりがいを感じました」と続ける。
そして、原作から感じたメッセージや、ソマリから教わったさまざまな感情を胸に抱いてアフレコに臨んだ。
「ソマリを演じられたことが本当にうれしくて、その思いが一話ごとにどんどん大きくなっていきました。おとうさんの隣にソマリがいられるということ、当たり前の中に幸せはあるんだなということをすごく感じました」
最後に「一つ一つのフレーズであったり、確かに胸に残るものがある作品です。音楽にも力を入れてくださっている作品なので、私たちの芝居と、絵から受けるパワー、それにシンクロする音楽にぜひとも注目して見ていただきたいなと思います」とメッセージを送った。
尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」のイベントが12月22日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャンプフェスタ2025」内で行われ…
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載され、話題となったタイザン5(ファイブ)さんのマンガが原作のアニメ「タコピーの原罪」のイベントが12月22日、幕張メッセ(千…
1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。12月15~21日は、「サイボーグ009」と「仮面ライダー」の特別展示「仮面ライダー009」が公開されたニュースや「ヤ…
新刊コミックス情報をお伝えする「今週の新刊」。12月23~28日に発売される主なコミックスは約460タイトル。今年9月に約6年半の連載に幕を下ろした「呪術廻戦」29巻と最終30巻…
2024年12月23日 00:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。