俳優の松平健さんが、今年で40年目を迎えるミュージカル「ピーターパン」にフック船長役として初出演することが2月17日、分かった。松平さんは「子どもだけじゃなく、我々(大人)もウキウキするような、夢のある舞台に仕上げていきたいですね」と意気込みを語っている。
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主人公のピーターパン役には、自身4度目となる吉柳咲良さんが続投。吉柳さんは、松平さんの印象について「とにかく迫力がすごくて、目力と殺陣の鋭さに圧倒されました。剣を向けられると怖かったです(笑い)。でもピーターとして、フック船長に負けるわけにはいかないので、ウェンディを守れるような逞(たくま)しいピーターの姿を劇場でお見せできるように頑張ります」とコメントしている。
演出は、「ゴドーを待ちながら」「ハーベスト」などで知られる森新太郎さんが担当。松平さんは、森さんからの直談判で今回の役を受けたといい、「『大人も楽しめるピーターパンにしたい』という言葉が特に印象に残っています」と話している。
同ミュージカルは1981年から毎年上演されており、昨年までの上演回数は1651回。これまで榊原郁恵さんや宮地真緒さん、高畑充希さんらがピーターパンを、古田新太さんや鶴見辰吾さん、EXILEのNESMITHさんらがフック船長を演じてきた。8月2~12日、東京建物 Brillia HALL(東京都豊島区)で上演。