米津玄師:RAD野田と最新アルバムでコラボ 出会いから4年半経て

米津玄師さん
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米津玄師さん

 シンガー・ソングライターの米津玄師(よねづ・けんし)さんが、ニューアルバム「STRAY SHEEP」(8月5日発売)に収録される楽曲「PLACEBO」で、ロックバンド「RADWIMPS」の野田洋次郎さんとコラボしていることが6月12日、明らかになった。

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 米津さんと野田さんの出会いは2015年11月4日に行われたRADWIMPSの対バンツアー「10th ANNIVERSARY LIVE TOUR RADWIMPSの胎盤」初日公演だった。RADWIMPSと野田さんについて、ライブ中「RADWIMPSからはすごく影響を受けている」「クソみたいな高校生だった頃のヒーロー」と話していた米津さんは、その後も野田さんと親交を深めてきたといい、約4年半を経て今回コラボレーションが実現した。

 「STRAY SHEEP」は、ミュージックビデオの再生数が日本人アーティスト歴代1位となる5億7000万回を超える大ヒット曲「Lemon」、子供ユニット「Foorin(フーリン)」の歌唱で知られる「パプリカ」のセルフカバー、大泉洋さん主演の連続ドラマ「ノーサイド・ゲーム」(TBS系、2019年)の主題歌「馬と鹿」、TBS系新ドラマ「MIU404(ミュウ ヨンマルヨン)」の主題歌に決まっている「感電」などで構成され、新曲も収録した。

 キーホルダーが封入されたボックス仕様の初回限定「おまもり盤」、96ページのブックレットとDVD(またはブルーレイディスク)が付属される初回限定「アートブック盤」、CDのみの「通常盤」が発売される。価格は「おまもり盤」が4500円、「アートブック盤」が6800円、「通常盤」は3000円(全て税抜き)。

◇米津玄師さんのコメント

高校生の頃にRADWIMPSと出会い、その音楽性に衝撃を受け、とりこになった瞬間をついこの間みたいに思い出せます。
2015年に行われた対バンイベントに呼んでいただいたのを機に、今では洋次郎さんと当たり前のように飲みに行ったりくだらない話ができたりしていることが不思議でなりません。
彼の声がこの曲に乗った瞬間の高揚も、あの時の衝撃のようにいつまでも鮮明に思い出せる記憶として僕の中に深く残るでしょう。
先輩いつもありがとうございます。また遊びましょう。

◇野田洋次郎さんのコメント

今回、楽曲「PLACEBO」に参加させてもらいました。
米津とのレコーディングはとても気持ちのいい時間でした。
最初一緒にやりましょうと声をかけてもらい、楽曲を聴いた時は意外な感じもしました。「この2人がやるとしたら……」という漠然としたイメージが自分の中にもあったんだと思います。でもいざレコーディングを進めていくとこの曲が持つ世界の軽やかさ、危うさがとても心地よかったのです。何より彼の声と自分の声が重なった時、想像を遙かに超えて混じり合い響き合うのを感じ、興奮しました。
米津、声をかけてくれてありがとう。

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