人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の宮田俊哉さんが9月19日、東京都内で行われた人気アニメ「妖怪人間べム」の新作アニメ「BEM」の劇場版「劇場版 BEM~BECOME HUMAN~」(博史池畠監督、10月2日公開)の完成披露試写会に、小西克幸さん、M・A・Oさん、小野賢章さんと登壇した。宮田さんは本作が声優初挑戦となったが、憧れの声優陣から「第一声から驚いた」「声のお仕事したほうがいい」と大絶賛され、「褒められちゃって恥ずかしいです」と照れ笑いを浮かべた。
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大のアニメ好きとして知られる宮田さんは、今回のオファーを受けた際、「さすがに無理!」だと思ったといい、「もちろんうれしかったのですが、やるからにはレッスンとか、指導してもらえる環境を用意してもらえないと、自分が好きなアニメを台無しにしてしまう気がした」と当時の心境を吐露。その後、何度かレッスンを受けることになり、「気持ち良く全力でぶつかることができた」と手応えを語った。
また、軽薄で裏のあるバージェス役を演じる上で、「自分自身に裏がないので、裏のある人間ってどういう人なんだろう」と考えたと明かし、「軽薄とは、裏があるとは、というのをノートに書いたりしました」と役作りについて告白。「演じていくうちに、だんだんバージェスの気持ちが分かってきた感じでした」と振り返った。
「妖怪人間ベム」は、醜い体ながら正義の心を持った妖怪人間のベム、ベラ、ベロが、人間から迫害されながらも、人間になることを夢見て悪の妖怪と戦い、人々を救っていく物語。1968年の初放送以来、何度も再放送されてきた名作で、2006年にはリメーク版が制作されたほか、2011年には亀梨和也さん主演で実写化もされた。新作テレビアニメ「BEM」は、「妖怪人間ベム」の生誕50周年を記念して制作され、2019年7~10月に放送された。
劇場版は、「キラッとプリ☆チャン」などの博史さんが監督を務め、「ポケットモンスター」などの冨岡淳広さんが脚本、「青の6号」などの村田蓮爾さんがキャラクター原案を手がける。「攻殻機動隊」シリーズなどのプロダクションI.Gが製作する。テレビアニメに続き、小西さんがベム、M・A・Oさんがベラ、小野さんがベロをそれぞれ演じる。
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