モンスター
#6 変わらないもの
11月18日(月)放送分
女優の吉田羊さんが主演を務めるWOWOWのクライムサスペンスドラマ第3弾「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」から、第7、8話のゲストが明らかになった。第7話に黒木華さん、高杉真宙さん、駿河太郎さん、第8話に竹原ピストルさん、水野美紀さんらが登場する。
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第7話「思い出の渚」では、死後数十年経過した少女の人骨が発見される事件を描く。死因とは異なる骨折の跡が複数あったことから、虐待されていた可能性が浮上し、当時の担当医師を訪ねると、50年以上前に子供を連れて診療所にやってきたチャイナドレスを着た母親・満智子が、娘・渚への暴力を止められずに悩んでいたと証言する……というストーリー。満智子を黒木さん、満智子の夫である遠藤勇治を駿河さん、事件の手がかりとなるペンダントの持ち主・潮見敏夫を高杉さんが演じる。
第8話「汚名」では、百合(吉田さん)のもとに立川(滝藤賢一さん)から「俺は人を殺しちまったかもしれない」と電話が入ったことから物語が展開。一方で、5年前に起きた放火事件についても描かれ、犯人として逮捕されたが自身の無罪を主張し続けていた灰原拓郎が、刑務所で自殺したことから事件が一転する。拓郎を竹原さん、立川の元妻・真辺由紀を水野さんが演じるほか、シリーズを通して登場している百合と近しい検事・大江嗣久役で宮沢和史さんも出演する。
「連続ドラマW コールドケース ~真実の扉~」は、未解決殺人事件(通称コールドケース)の真相を解明する捜査チームの活躍を描き、世界的に大ヒットした米ドラマ「コールドケース」を日本版オリジナル設定でドラマ化した。2016年にスタートし、シーズン2が2018年に放送された。
シーズン3となる今作では、吉田さん扮(ふん)する石川百合が率いる神奈川県警捜査1課チームが結束力をさらに高め、闇に葬られた悲しき事件の真実が次々と明らかになる。監督は、前作に続いて波多野貴文さん、内片輝さん、守下敏行さんが担当。永山絢斗さん、滝藤さん、光石研さん、三浦友和さんらが出演する。12月5日から毎週土曜午後10時にWOWOWプライムで放送される。第1話は無料放送。
今回過去パートを演じたので、8ミリや16ミリフィルムでの撮影など、時代感が本編の中で表現できて面白かったです。セリフ回しも、やっぱりどこか時代感を表しているような感じがしました。演じた満智子と夫は複雑な関係性にある役柄だったのですが、駿河さんとご一緒できてすごく楽しかったです。現代パートを演じる、吉田羊さんや永山絢斗さんとはお芝居をあまりご一緒できなかったので少し残念ですが、その分出来上がったものがどういうふうになっているのかを見るのがとても楽しみです。
現場の雰囲気は、ずっとシリーズをやられてきたグループ感のあるスタッフさんとレギュラーの皆様の絆を感じました。ストーリーの謎がどんどん解き明かされていくところや、子供たちがどういうふうに登場して成長していくのかを含め、注目して見ていただけたらと思います。
段々と学生役が減り社会人役をやらせていただけるようになり、今回は特に黒木華さんや駿河太郎さんと大人のセリフを言い合うシーンが多かったので、緊張しましたがとても楽しい現場でした。また、この1960年代という時代感がとても好きで、車、ファッション、ロケーション全てが時代を感じさせてくれて、さらに海辺での16ミリフィルムの撮影もワクワクしました。
この物語はすれ違いや行き違いで運命が狂わされた人たちの話で、きっと悪い人は誰もいなかったんだろうと思いました。この悲しき事件の中で正義感を感じていただけるように演じました。ぜひ、そういうところを見ていただきたいです。
コロナ禍での撮影はいろいろ大変なことも多かったのですが、現場にとても良い空気感が流れているなと思いました。今回お話をいただいた時に妻役が黒木さんだと聞いて、すぐに「ぜひやりたいです」とお返事させていただきました。同じ関西出身ということもあって待ち時間にいろいろお話をしたり、思っていた通りの飾らないすてきな方だったので、一緒の作品でお芝居できたのがうれしかったです。高杉さんは一緒のシーンこそ多くなかったものの、すごく好青年だと思いました。また、スタッフのみなさんのチャレンジングな意欲を現場で感じられて気合が入りました。
今回は時代背景がすごく古い設定なので、「まだこんなの残っているんだ(笑い)」ってくらいかなりアンティークな車を運転させていただきましたので、ひそかに注目していただけるとうれしいです。
今回はとにかく“グッ”と気持ちを込める芝居が多かったので、日数的には決して多くはないのですが一日一日がへとへとになりながらも、いい意味で集中できたかなと思っております。香盤表を見てアクション俳優さんが演じてくださると思っていた火事のシーンを僕自身がやることが多くて、少し動揺した部分は正直ありました(笑い)。でもこんな経験は初めてだったので、こういうふうに火事のシーンは創られていくんだなと感心したり、スタッフの皆様の動きにくぎ付けになりました。
あと、守下監督からのお芝居のアドバイスが、ほとんど「擬音」だったのが印象深いです(笑い)。寝る前に思い出し笑いしました。いつも監督自身が一番ワクワクしていて興奮されている、それがこっちに伝染してくるというすてきな監督でした。
滝藤さん演じる立川との取調室のシーンは、エネルギーとエネルギーのぶつかり合いだった気がしています。我を忘れるぐらい集中してできたかなと、我ながら思っておりますので、皆さんにも注目していただけますとうれしいです。
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