マンガに精通する書店員らが「その年一番面白いと思ったマンガ」を選ぶ「マンガ大賞2021」(実行委員会主催)のノミネート作品が1月25日、発表された。遠藤達哉さんの「SPY×FAMILY」や松本直也さんの「怪獣8号」、赤坂アカさん原作、横槍メンゴさん作画の「【推しの子】」、山田鐘人さん原作、アベツカサさん作画の「葬送のフリーレン」など10作品が選ばれた。
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「マンガ大賞」は2008年に創設されたマンガ賞で、審査にマンガを売る出版関係者が関与しないのが特徴。大賞に選ばれた作品は注目を集めて売り上げが一気に伸び、アニメ化や映画化などのメディア展開につながることもある。
今回は2020年1月1日~12月31日にコミックスが出版され、通巻8巻以内のマンガ(過去の大賞は除く)が対象。
過去の大賞は、末次由紀さんの「ちはやふる」や、羽海野チカさんの「3月のライオン」、柳本光晴さんの「響~小説家になる方法~」などで、昨年は山口つばささんの「ブルーピリオド」が受賞した。
「【推しの子】」赤坂アカ(原作)・横槍メンゴ(作画)▽「女の園の星」和山やま▽「怪獣8号」松本直也▽「カラオケ行こ!」和山やま▽「九龍ジェネリックロマンス」眉月じゅん▽「SPY×FAMILY」遠藤達哉▽「葬送のフリーレン」山田鐘人(原作)・アベツカサ(作画)▽「チ。―地球の運動について―」魚豊▽「水は海に向かって流れる」田島列島▽「メタモルフォーゼの縁側」鶴谷香央理
「岳」石塚真一▽「ちはやふる」末次由紀▽「テルマエ・ロマエ」ヤマザキマリ▽「3月のライオン」羽海野チカ▽「銀の匙 Silver Spoon」荒川弘▽「海街diary」吉田秋生▽「乙嫁語り」森薫▽「かくかくしかじか」東村アキコ▽「ゴールデンカムイ」野田サトル▽「響~小説家になる方法~」柳本光晴▽「BEASTARS」板垣巴留▽「彼方のアストラ」篠原健太▽山口つばさ「ブルーピリオド」
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