虹色とうがらし:あだち充のSF時代劇マンガが舞台化 主人公・七味役に長江崚行 伊波杏樹がヒロイン・菜種に

舞台「SF時代活劇『虹色とうがらし』」のビジュアル(C)あだち充・小学館/SET
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舞台「SF時代活劇『虹色とうがらし』」のビジュアル(C)あだち充・小学館/SET

 「タッチ」などで知られるマンガ家のあだち充さんのマンガ「虹色とうがらし」が舞台化され、8月28日~9月5日にあうるすぽっと 豊島区立舞台芸術交流センター(東京都豊島区)で上演されることが分かった。タイトルは「SF時代活劇『虹色とうがらし』」で、NHKの子供向け教育番組「天才てれびくんMAX」「大!天才てれびくん」に出演したことでも知られる俳優の長江崚行さんが主人公・七味を演じる。アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」の声優陣によるユニット「Aqours(アクア)」のメンバーとして知られる伊波杏樹さんが、ヒロイン・菜種役で出演する。

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 長江さんは「小さい頃から読みあさっていたあだち先生の作品。その一つである『虹色とうがらし』にこのような形で関われるなんて! ありがたい限りです」と喜び、「作品に向け、少しずつ体作りも進んでます。楽しんでもらえる作品にしたいです。『時代考証口出し無用』の言葉を胸に、作品の世界観の中で暴れられたら。よろしくお願いします」とコメントを寄せている。

 伊波さんは「キャストの皆様とこの世界で思いっきり駆け回れる日が来ることを今か、今かと心待ちにしています……! 多くの方たちに愛され続ける本作品、舞台ならではの迫力やパワー感、そして作品への思いを込めて、全力でしっかりと作り上げて参ります! どうぞよろしくお願いいたします!」と話している。

 「虹色とうがらし」は、1990~92年に「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されたあだちさんのSF時代劇。地球と似た星の江戸に似た町を舞台に、七人の異母兄弟が織りなすラブコメディーが描かれた。

 舞台は、鳥澄若多さんが脚本を手掛け、劇団「アナログスイッチ」主宰の佐藤慎哉さんが演出を担当する。

 ◇キャスト(敬称略)

 七味:長江崚行▽菜種:伊波杏樹▽浮論:沢村玲(ONE N’ ONLY)▽省吾:釣本南▽琴姫:トミタ栞▽半蔵:松原凛▽胡麻:桂鷹治▽芥子の坊:熊野利哉▽陳皮:木村風太▽山椒:猪股怜生/岡田悠李(ダブルキャスト)▽彦六:上山克彦▽貴光:光宣▽バン艦長:富山バラハス▽赤丸:藤木陽一▽絵美:聖山倫加▽麻次郎:荒井敦史▽秋光:松田賢二▽アンサンブル:白井サトル、生谷一樹、宮田龍樹、志摩匠人

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