緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
俳優の多部未華子さん主演の連続ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(TBS系・火曜午後10時)の第1話が、4月1日に放送された。専業主婦・村上詩穂(多部さん)と、“働くママ”長野礼子(江口のりこさん)のそれぞれの苦悩が描かれ、SNSでは「わかりすぎて泣ける」「共感しかない」といった声が上がった。
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原作は、朱野帰子さんの小説「対岸の家事」(講談社文庫)。主人公とは異なる立場や考え方を持つ「対岸にいる人たち」との交流を通し、家事という「終わりなき仕事」を描く。多部さんは「私の家政夫ナギサさん」(2020年)以来、5年ぶり2度目の同枠主演となる。
第1話では、居酒屋の店長として毎日遅くまで働く夫・虎朗(一ノ瀬ワタルさん)と、娘・苺(永井花奈ちゃん)と暮らす詩穂と、家事や仕事の両立に追い詰められる礼子の、それぞれの暮らしぶりが描かれた。
「自分は2つのことが同時にできない」と感じ、自分で専業主婦の道を選んだ詩穂だが、苺としか関わらずに過ごす毎日に寂しさを覚えることもある。「専業主婦の一日は独り言でできている」と実感したり「子供は可愛いけど、誰か大人としゃべりたい!」と願ったり。詩穂が苺と2人で公園に行く場面では「まだ15分しかたってないの!? 時空ゆがんでない?」と困惑。「専業主婦を選んだのは私。これは自分で選んだ道。なのにどうしてこんなに……」としんどさを感じていた。
一方、礼子は、夫(川西賢志郎さん)も夜遅くまで働いているため、育児はほぼワンオペ状態。忙しい朝に「急いで急いで!」と子供を急かしてしまったり、タスクに追われついには子供に怒鳴ってしまったり、という毎日だ。
勤務中、保育園から子供が発熱したと連絡が入ったときには「ごめんなさい」と謝りながら早退した。礼子は「仕事も家事もあきらめない。これは自分で選んだ道。でも、どうしてこんなに苦しいんだろう」と苦悩するのだった。
SNSでは「開始5分で泣きそう。多部ちゃんの大人と喋(しゃべ)りたいとか、独り言多い毎日に共感」「めちゃくちゃ良かった。みんな頑張ってる。毎日、自分褒めよと思った」「色々自分と重なりすぎて最初の10分で号泣した」「公園の砂場でまだ15分しか経ってないの!?って、時空の歪みを感じるのわかるw」「ドラマじゃないみたいにリアルだった」「働くママが詰んでいく感じ 泣けてくる」といった声が広がった。
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