ワッチャプリマジ!:佐藤順一総監督「夢と憧れとラブを大事に」 「プリティーシリーズ」初参加に意気込み 起用理由は?

「ワッチャプリマジ!」の発表会の様子(C)T-ARTS/syn Sophia/テレビ東京/PM製作委員会
1 / 1
「ワッチャプリマジ!」の発表会の様子(C)T-ARTS/syn Sophia/テレビ東京/PM製作委員会

 アニメやゲームが人気の「プリティーシリーズ」の10周年を記念したプロジェクトの一環として新作テレビアニメ「ワッチャプリマジ!」が10月からテレビ東京系で放送されることが6月24日、分かった。「美少女戦士セーラームーン」「魔女見習いをさがして」などで知られる佐藤順一さんが総監督、「プリパラ」「キラッとプリ☆チャン」などに参加してきた小林浩輔さんが監督を務める。「プリティーリズム・レインボーライブ」などの坪田文さんがシリーズ構成を担当する。同日、オンライン発表会が開催され、佐藤総監督、小林監督らが登場した。

あなたにオススメ

 新作は「プリティーシリーズ」の「歌、ダンス、おしゃれ」に、新たな要素として「魔法」が加わる。同シリーズに初参加となる佐藤総監督は「『プリティーシリーズ』は、オシャレ、歌、ダンス、好きから生まれる力を伝えてきました。愛されているところを残していきながら、新しいものにしたい。ターゲットは子供なので、子供にとって何が楽しいかを常に気をつける。今の子供がどういうものが好きなのかを踏まえて作ろうと思っています。夢と憧れとラブを大事に作っていきたい」と意気込んだ。

 これまで同シリーズに参加してきた小林さんは「10年続けられたのは、ファンの皆さんの熱い思いがあったからこそ。スタッフ一同、“マジ”になって作っています」と話した。

 タカラトミーアーツの大庭晋一郎プロデューサーは、佐藤総監督、小林監督の起用理由を「『プリティーシリーズ』のこれからの10年の基盤を作っていただきたく佐藤総監督にお願いしました。小林監督にこれまでの『プリティーシリーズ』を継承していただき、佐藤総監督に磨きを掛けていただきたい」と説明した。

 アニメ「ワッチャプリマジ!」は、歌とダンスとファッションで作り上げるエンターテインメント・プリマジに憧れる中学1年生・陽比野まつりが、魔法界からやってきた魔法使いのみゃむからスカウトされ、二人でプリマジのトップを目指す姿を描く。廣瀬千夏さんがまつり、小池理子さんがみゃむの声優を務める。

 「プリティーシリーズ」は、2010年7月にゲーム「プリティーリズム・ミニスカート」が稼働をし、2011年4月にテレビアニメ「プリティーリズム・オーロラドリーム」がスタート。「プリティーリズム・ディアマイフューチャー」「プリティーリズム・レインボーライブ」「プリティーリズム・オールスターセレクション」「プリパラ」「アイドルタイムプリパラ」「キラッとプリ☆チャン」といったテレビアニメが放送されてきた。10周年記念企画の一環として、歴代アイドルやスタァたちの活躍を紹介するテレビアニメ「プリティーオールフレンズセレクション」が、テレビ東京系で毎週日曜午前10時に放送中。

 ◇スタッフ(敬称略)

 総監督:佐藤順一▽監督:小林浩輔▽チーフディレクター:Park Chi Man▽シリーズ構成:坪田文▽キャラクター原案:梨本裕美(シンソフィア)▽キャラクターデザイン:戸田さやか▽CGディレクター:乙部善弘▽音楽:水谷広実▽音響監督:長崎行男▽アニメーション制作:タツノコプロ・DongwooA & E

 ◇キャスト(敬称略)

 陽比野まつり:廣瀬千夏▽みゃむ:小池理子ほか

アニメ 最新記事

MAiDiGiTV 動画