逃げ上手の若君:「暗殺教室」松井優征の5年ぶり新連載 コミックス第1巻 日本画家が着物や背景描く

「逃げ上手の若君」のコミックス第1巻(C)松井優征/集英社
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「逃げ上手の若君」のコミックス第1巻(C)松井優征/集英社

 人気マンガ「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」で知られる松井優征さんの新連載「逃げ上手の若君」のコミックス第1巻が7月2日に発売された。2016年3月の「暗殺教室」連載終了以来、約5年ぶりとなる松井さんの新連載として、1月25日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)8号でスタート。これまで物語の題材に選ばれることの少なかった鎌倉幕府最後の後継・北条時行にスポットを当てたことも話題になっている。コミックス第1巻のカバーイラストで時行が着ている着物の柄や背景は、日本画家・朝倉隆文さんが描き下ろした。

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 「逃げ上手の若君」は、にして“天下一逃げ上手な少年武将”北条時行の流浪と潜伏、逆襲を描く。1333年、突然の謀反によって鎌倉幕府が滅亡し、幕府の後継となるはずだった少年・北条時行が、信濃国の神官・諏訪頼重にいざなわれ、逃げて英雄になる道を歩み始める。北条時行と足利尊氏という二人の英雄の天下を巡る戦いを描く。第2巻が8月4日に発売される。

 松井さんは「少年時代、ドッジボールで避けるのだけは得意でした。毎回最後の一人に残ってはヒーロー気分に浸ったものです。そんな気分を体現してくれそうな歴史上の一人の少年。彼の一風変わった視点を通して、日本史きってのマイナー時代に皆様が心をはせるきっかけになれれば、30年前と700年前の少年もきっと鼻が高いと思います」とコメントを寄せている。

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