ダンダダン
第6話「ヤベー女がきた」
11月7日(木)放送分
人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」(村瀬修功監督)のトークイベントが8月19日、新宿ピカデリー(東京都新宿区)で開催され、原作小説のキャラクターデザイン原案の美樹本晴彦さん、メカニカルデザイン原案の森木靖泰さんが登場。原作小説の担当編集だったKADOKAWAの井上伸一郎さん、アニメを手がける小形尚弘プロデューサーと共に、小説の誕生秘話を語った。
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「閃光のハサウェイ」は、1989~90年に富野由悠季監督が発表した小説が原作。 1988年に公開された劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」(富野監督)の続きにあたる。井上さんは当時、アニメ誌「Newtype」(KADOKAWA)の編集者で、富野監督に小説の執筆をオファーした。
「『逆襲のシャア』の公開当時は、これで『ガンダム』が最後じゃないか?というウワサもあった。ハサウェイのその後の人生が気になった。富野監督に小説を書いていただけませんか?とお願いしました。富野監督はブライト・ノア一家が気になっていた。『逆襲のシャア』の後、富野監督は仕事が空いていて、すぐにとりかかっていただけた。ギギを思いついたのに手応えがあったようだった」と振り返った。
井上さんは、森木さんがメカニカルデザインを手がけることになった経緯を「『イクサー1』『ゼオライマー』などの森木さんに頼んだら、すごく面白くなるはず。サンライズの植田益朗さんに荻窪駅の公衆電話でお願いしたら『任せるよ!』という話でした」と語った。
井上さんは、富野監督が手がけた小説について「『閃光』と言えば、『聖戦士ダンバイン』の『閃光のガラリア』。ガラリアは死にます。ハサウェイも死ぬのかな?と。シェイクスピアか!と思った」と話した。
「閃光のハサウェイ」は、30年以上の時を経て、アニメ化された。井上さんは「こんなにうれしいことはない」と感慨深いようで「モビルスーツ戦は、一つ次元を超えた。それぞれのキャラクターもよく、画面がオシャレ。料理がおいしそう」と絶賛した。
「閃光のハサウェイ」は、宇宙世紀0105年を舞台に、第二次ネオ・ジオン戦争で苦い別離を経験したブライト・ノアの息子ハサウェイが新型モビルスーツ・Ξ(クスィー)ガンダムを駆って、地球連邦政府に反旗を翻す姿を描く。アニメは「虐殺器官」の村瀬さんが監督を務める。全3部作。興行収入が20億円を突破するなどヒットしている。
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