特撮ドラマ「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」。7月の放送開始から約5カ月がたち、いよいよ物語は佳境を迎えようとしている。エキスパートチーム「GUTS-SELECT」のタツミ セイヤ隊長役の高木勝也さん、サクマ テッシン役の水野直さん、ナナセ ヒマリ役の春川芽生さんに、撮影の裏側を聞いた。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
高木さん もっと身近に感じると思っていたのですが、より遠く感じています。子供たちの目を見ていると、「ウルトラマン」のすごさを改めて感じるんです。自分の中ですごく不思議です。
春川さん 好きだからこそ、そう思うんじゃないですか?
高木さん 子供の頃から大好きでしたからね。
水野さん 応援してくれる子供たちの声が届くのがうれしいですよね。子供たちの夢を体現できているのがうれしいんです。
高木さん 親友の子供から急にタツミ隊長として見られるようになりました。「なんでいるの?」と聞かれ「今日は非番で……」と答えたり。
水野さん 僕も友人の子供に「どうやって来たの?」と聞かれ、「車と電車で……」と説明しそうになったのですが「ナースデッセイ号です!」と答えたことがあったなあ。
春川さん 魅力は、人の力です! 人のつながり、気持ちが物語でも重要ですし、スタッフの皆さんの力を感じています。
高木さん ヒマリはガッツファルコンの操縦も大変だよね。椅子が動くし。最初は酔い止めを飲んだりしていたよね。
春川さん 椅子も人の力で動かしていただいていますし。
水野さん 回し師の方、すごかったよね。寝た体勢で回していたり、本当にすごいんです。
春川さん その上で私がギャー!って言っていて……。いろいろな画角で撮影もしましたしね。
水野さん みんなのチームワークがすごかった。隊長はどっしりしていたよね。
春川さん 一番笑うんですよ。
水野さん この2人(高木さん、春川さん)が一番うるさい。
高木さん シリアスなシーンも多いけど、みんなで和気あいあいとしています。
春川さん 私も質問したいくらいですよ!
高木さん 遊び!
水野さん 何でもやってみることじゃないですか。ケンゴにも現場で言ったのですが、やらずに後悔するより、やって反省した方がいい。一歩踏み出す勇気は必要だけど、踏み出さないと分からないこともあります。いろいろな経験をして、いろいろなことを学んで、大人になるんだと思います。
春川さん 私もテッシンさんの言葉が印象に残っています。「ヒマリ、燃費悪いな」って(笑い)。
水野さん ヒマリはサービス精神が旺盛だからね。普通はちゅうちょするところを「どーも!」と踏み込むこんでいくよね。
高木さん 衣装合わせの時、いきなり「私服っすか?」と言われたのも忘れられない。その日がみんな初顔合わせだったんですよ。
春川さん 私服かと思うくらい似合っていたってことですよ!
高木さん でも、ヒマリは真面目なんだよね。
高木さん なかなか乗り越えられないかな……。
水野さん 若い頃は根拠のない自信があるけど、ぼろ負けして、悔しい思いをして、もっと頑張らないと!と思うことってあるよね。ただ、負けた!悔しい!と感じることは年々減っているかな。芝居は、相手がいて成立することだから、自分じゃなくて、隊長やヒマリが立てば、それでうまくいく。考えた方のベクトルを変えて、視野を広げてもいいかもしれないよね。
高木さん 僕もそういう考え方をしようとするけど、まだまだかもしれない。悔しいと思ってしまう。
水野さん 悔しいと思うのは素晴らしいことだよ。それがなければいけないと思う。
高木さん 若手組が心を開いた瞬間があったよね
春川さん ありました! アキトは特に人見知りだった。最初は、全然しゃべらないから、ご飯食べている時に口の中見せたりしていた(笑い)。
水野さん ヒマリのアキトいじり! やってたよね。
春川さん ちょっかいを出しすぎたので、謝ったら、今度は気を使われて(笑い)。みんなの愛情を毎日感じていました。
高木さん 一番しっかりしているのはユナですね。ケンゴは明るくて真っすぐ。弱音を吐いているところを一回も見ていない。背負っていますね。
水野さん ケンゴはオールアップで初めて泣いていました。ずっとこらえていたんだよね。最後にはじけたんでしょうね。僕もおえつしていました。
春川さん アキトは悲しいシーンではずっと泣いていたり、喜怒哀楽が一番素直な印象です。
GUTS-SELECTのキャストのチームワークは抜群の様子。今後も力を合わせて困難を克服していくはず。さらなる活躍が期待される。
「ウルトラマントリガー」は、3000万年前、闇の力との戦いの末、悠久の眠りについていた光の巨人・ウルトラマントリガーが、光を継ぐ主人公・ケンゴと一体化し、地球の未来のため再び怪獣災害や闇の力に立ち向かう姿を描く。毎週土曜午前9時にテレビ東京系で放送中。放送後、公式YouTubeでも見逃し配信を実施している。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された久保帯人さんの人気マンガ「BLEACH(ブリーチ)」の最終章が原作のテレビアニメ「BLEACH 千年血戦篇」の第4クールのタイトルが「B…
人気アニメ「ガンダム」シリーズの「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のスピンオフマンガ「機動戦士ガンダム 水星の魔女 青春フロンティア」が、ウェブサイト「コミックNewtype」で2…
アニソンの充実ぶりで知られるタワーレコード新宿店のアニメ担当バイヤー樋口翔さんが、アニソンの売れ筋や販売現場の生の声を伝える「新宿アニソンスコープ」。同店の12月15~22日の1…
永井豪さん原作のテレビアニメ「UFOロボ グレンダイザー」をリブートしたテレビアニメ「グレンダイザーU」に登場する合体母船・スペイザーのフィギュア「ROBOT魂<SIDE SUP…