松竹新喜劇の「新春お年玉公演」の会見が12月6日、大阪市内で開催され、座長である渋谷天外さんや、同公演6回目のゲスト出演となる久本雅美さんらが出席。新年公演にちなみ、カルタに五・七・五で「てんがいも 負けてたまるか 若造に」と書いた渋谷さんは、「令和の連中に負けてたまるか」と若手座員たちとの共演に向けて、意気込みを語っていた。
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天外さんは、自身の若手時代を「渋谷天外という名前をもらったときは硬かったですよね」「藤山寛美先生から、『天外をお客さんに受け入れてもらえるような、ラフな芝居をしなさいと言われた」と振り返り、若手座員たちに「自分で自分の枠を決めないでほしい」とエールを送った。会見には藤山扇治郎さん、渋谷天笑さん、曽我廼家(そがのや)一蝶さん、曽我廼家いろはさん、曽我廼家桃太郎さんも出席した。
「新春お年玉公演」は2022年1月2~10日に、京都・南座(京都市東山区)で開催。「お種と仙太郎」「お祭り提灯(ちょうちん)」が上演される。チケットは電話、ウェブで受け付け中。