フルーツバスケット:舞台版 透、由希、夾のビジュアル公開 鎌田英怜奈、陣慶昭が杞紗、燈路に

「舞台『フルーツバスケット』」のキャラクタービジュアル(C)高屋奈月・白泉社/舞台「フルーツバスケット」製作委員会2022
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「舞台『フルーツバスケット』」のキャラクタービジュアル(C)高屋奈月・白泉社/舞台「フルーツバスケット」製作委員会2022

 高屋奈月さんの人気少女マンガ「フルーツバスケット」の舞台「舞台『フルーツバスケット』」の本田透、草摩由希、草摩夾らメインキャラクターのビジュアルが12月10日、公開された。追加キャストも発表され、鎌田英怜奈さんが草摩杞紗、陣慶昭さんが草摩燈路をそれぞれ演じる。

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 主人公・本田透を演じるアイドルグループ「乃木坂46」の吉田綾乃クリスティーさんは、「私自身『フルーツバスケット』に触れた時、とてもすてきな世界観でたくさん涙して感動し、いろいろな感情が動かされたことを覚えています。あまりにも大きな作品でプレッシャーはありますが、ファンの皆様の期待値が高いことは重々承知しているので、その期待に応えられるよう、そしてさらにこの作品の世界を、キャラクターを愛していただけるよう、精いっぱい演じさせていただきます。よろしくお願いいたします!」とコメントを寄せている。

 草摩由希役の北川尚弥さんは「優しくて格好いい、すてきな由希を皆さんにお届けできるように、精いっぱい演じさせていただきますので、ぜひ期待値をあげて、本番を楽しみに待っていてくれたらうれしいです」と話している。

 草摩夾役の橋本祥平さんは「舞台『フルーツバスケット』が解禁した際、ファンの皆様がかなり熱く反応されていて、僕自身、その時からずっとドキドキ・ワクワクしています! 実家には姉たちの少女マンガがたくさんあり、その中にマンガ『フルーツバスケット』があったので昔から知っていました。多くの方々の思い出がつまった作品を背負わせていただくと思うと、気合が入ります。一生懸命、作品と向き合っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!」と語っている。

 舞台は、劇団「少年社中」の毛利亘宏さんが脚本・総合演出を手がけ、同劇団の長谷川太郎さんが演出を担当する。2022年3月4~13日に日本橋三井ホール(東京都中央区)で上演される。

 「フルーツバスケット」は、マンガ誌「花とゆめ」(白泉社)で高屋さんが1998~2006年に連載。唯一の家族だった母を亡くし、テントで暮らしていた女子高生の本田透が、同級生の草摩由希の家に住み込むことになる……というストーリー。草摩家の人々は、異性に抱きつかれると十二支のもののけに変身する。

 2001年にもテレビアニメが放送された。スタッフ、キャストが一新された新作テレビアニメの第1シーズンが2019年4~9月、第2シーズンが2020年4~9月、最終章が4~6月に放送された。テレビシリーズ総集編に新作を加えたアニメ「フルーツバスケット -prelude-」が2022年2月18日から劇場上映される。

 ◇「舞台『フルーツバスケット』」のキャスト(敬称略)

 本田透:吉田綾乃クリスティー▽草摩由希:北川尚弥▽草摩夾:橋本祥平▽草摩綾女:仲田博喜▽草摩ハツ春:田村升吾▽草摩紅葉:古賀瑠▽草摩楽羅:関根優那▽草摩利津:安達勇人▽草摩杞紗:鎌田英怜奈▽草摩燈路:陣慶昭▽魚谷ありさ:南千紗登▽花島咲:中村裕香里▽本田今日子:芳賀優里亜▽草摩藉真:稲垣成弥▽草摩はとり:伊万里有▽草摩紫呉:安里勇哉

 ◇草摩綾女役の仲田博喜さんのコメント

 長く愛され続けるフルーツバスケットの新たな1ページにこの舞台がなるように、役に、作品に、そして弟とも向き合っていきたいと思います。個人的にも今まで演じたことのない役どころなので、心温まるそんな空間を作っていけるように精いっぱい務めていきたいと思います。よろしくお願いします。

 ◇草摩潑春役の田村升吾さんのコメント

 草摩潑春役の田村升吾です。「フルーツバスケット」という名作に携われることが本当にうれしくて、今からワクワクしています。たくさんのファンの方の思いが詰まったこの作品に、僕自身もたくさんの愛を持って大切に向き合っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 ◇本田今日子役の芳賀優里亜さんのコメント

 女性として、同じ娘を持つ親として、今日子さんの切なくもたくましい人生に心を打たれます。皆さんにお会いできるその日まで精いっぱい努めていきたいと思います!

 ◇草摩藉真役の稲垣成弥さんのコメント

 舞台「フルーツバスケット」に出演させていただけることになりました。草摩藉真役の稲垣成弥です。皆様に喜んでいただけるように、フルーツバスケットの世界の中で精いっぱい生きたいと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

 ◇草摩はとり役の伊万里有さんのコメント

 草摩はとり役の伊万里有です。多くの方に愛されている作品に携わることができて、とてもうれしく感じています。辰年生まれということもあり不思議な縁を感じます。ぜひ楽しみにしていてください。

 ◇草摩紫呉役の安里勇哉さんのコメント

 原作を拝見した時、最初は爽やかな青春ものなのかなと思ったのですが、読み進めていくうちに、胸に刺さるものが多い、切ない作品だと感じました。僕が演じる草摩紫呉は、ひょうひょうとした態度でありながら闇を感じる一面があり、さらに彼以外のキャラクターたちも、それぞれ心に抱えたものがあります。きっと本当に泣ける舞台になるのではないのかなと思います。今から本番が楽しみです!

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