スーパー戦隊:次回作は「桃太郎」モチーフの「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」 作品名に“ジャー”なしは10年ぶり 脚本は“ジェットマン”井上敏樹

スーパー戦隊シリーズの次作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のビジュアル
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スーパー戦隊シリーズの次作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のビジュアル

 スーパー戦隊シリーズの46作目となる次回作のタイトルが「暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ」に決まり、2022年3月6日午前9時半からテレビ朝日系でスタートすることが12月22日、明らかになった。おとぎ話「桃太郎」がモチーフで、作品名に「ジャー」が入らないスーパー戦隊シリーズは「特命戦隊ゴーバスターズ」(2012~13年)以来約10年ぶりで、革新的な作品を目指す制作陣の意気込みだという。

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 “レッド”ドンモモタロウが、お供の“ブルー”サルブラザー、“ブラック”イヌブラザー、“ピンク”キジブラザーと共に強大な敵に立ち向かうという内容。鬼をイメージした姿の“イエロー”オニシスターも登場する。

 主人公となる戦隊の最大の特徴は、5人5様の個性的な体形。頭に“ちょんまげ”を結ったドンモモタロウをはじめ、“角”が生えているオニシスター、筋骨隆々のサルブラザーと、それぞれが個性的な姿をしている。また、イヌブラザーは全長1メートルの“3頭身”なのに対し、キジブラザーは全長2メートル20センチと長身で、5人が勢ぞろいすると、でこぼこなシルエットが完成する斬新な設定となっている。

 今作の脚本を井上敏樹さんが担当することも発表された。特撮ドラマ「仮面ライダーアギト」(2001~02年)、「仮面ライダー555」(2003~04年)、「仮面ライダーキバ」(2008~09年)といった平成仮面ライダーシリーズのメインライターを務めたことでも知られる井上さんだが、スーパー戦隊シリーズでメインライターを務めるのは「鳥人戦隊ジェットマン」(1991~92年)以来、約30年ぶり。演出は「魔進戦隊キラメイジャー」(2020~21年)、放送中の「機界戦隊ゼンカイジャー」(同、午前9時半)に引き続き、田崎竜太監督が手がける。

 2022年1月9日放送の「機界戦隊ゼンカイジャー」の第42カイに、ドンモモタロウが先行登場することも発表された。ドンモモタロウらが変身する際に使用する銃「ドンブラスター」は、ゼンカイジャーたちが使用するアイテム「センタイギア」も読み込める設定でストーリーが展開。さらに、ドンモモタロウが駆るスーパーバイク「エンヤライドン」が、ゼンカイジャーの“レッド”ジュランが変身するロボット「ゼンカイジュラン」と合体して巨大ロボにもなるという。

 キャスト陣など「ドンブラザーズ」の全貌は、2月上旬に予定している制作発表会見で明かされる。

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