アイドルグループ「日向坂46」が、恒例のクリスマスライブ「ひなくり2021」が12月24、25日に幕張メッセ(千葉市美浜区)を開催した。昨年のクリスマスライブは無観客配信だったが、今年は2年ぶりの有観客開催で、2日間で約2万4000人を動員。キャプテンの佐々木久美さんは「本当に幸せだね。ここにいらっしゃる“おひさま”(日向坂46ファンの呼称)だけでもすごいのに、画面の向こうにも見てくださっている方がいて、世界一でしょ」と喜びをかみしめた。
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日向坂46のクリスマスライブは、グループ改名前の「けやき坂46」時代の2018年から開催されており、グループ改名後に「ひなくり」と改めてからは、今年で3回目の開催。両日ともライブでは、アンコール含め全22曲が披露された。1曲目の「アディショナルタイム」から、アンコールラストの「約束の卵 2020」まで全て日向坂46への改名後の楽曲で構成されたセットリストになった。
ライブでは、2022年3月30、31日にグループ初の東京ドーム公演「3周年記念MEMORIAL LIVE ~3回目のひな誕祭~」を開催することも発表された。当初グループ初の東京ドーム公演は、2019年の「ひなくり2019」で2020年12月に開催予定と発表されていたが、新型コロナウイルスの影響で、その後延期されていた。最初の発表から、約2年3カ月越しの開催となる。
佐々木さんは「ずっと東京ドームでやるっていうのが夢でしたが、(2019年の発表から)何回も延期されてしまって。ずっと待ってくださっている皆さんにも申し訳ない気持ちでしたし、メンバーたちもすごくもどかしい気持ちでしたが……。ついに来年の3月に東京ドームでライブをやらせていただくことになりました!」とファンに報告。
「やっぱり2019年に東京ドームでやるよって言われたときはサプライズだったし、『私たちで大丈夫?』って思っていたのですが……。東京ドームでライブをやるグループになったという自覚と覚悟は、この2年間でだいぶ持つことができました! 最高の『ひな誕祭』をお届けしたいと思います。みなさん待っていてください!」とファンに呼びかけた。