注目アニメ紹介:「薔薇王の葬列」 リチャードの残酷な運命 菅野文のダークファンタジーマンガが原作

「薔薇王の葬列」の一場面(C)菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会
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「薔薇王の葬列」の一場面(C)菅野文(秋田書店)/薔薇王の葬列製作委員会

 「月刊プリンセス」(秋田書店)で連載された菅野文さんのマンガが原作のテレビアニメ「薔薇王の葬列」が、1月9日からTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都、BS11で順次放送される。原作は、シェークスピアの史劇「リチャード三世」を原案としたダークファンタジーで、今年1月に同誌で最終回を迎えた。白薔薇のヨークと赤薔薇のランカスターの両家が王位を奪い合う薔薇戦争時代の中世イングランドを舞台に、ヨーク家の三男・リチャードの運命が描かれる。

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 主人公のリチャードは、ヨーク家の三男として生まれ、母からは「悪魔の子」と疎まれつつ、父からは真っすぐな愛情を受けて育っていた。リチャードの願いは、この世の光である父・ヨーク公爵が王位に就くこと。しかし、その願いはイングランドに戦乱の嵐を招くことになる。さらにリチャードは、男女二つの性を持って生まれたという秘密があった。そして羊飼いの男・ヘンリーと出会い、ひかれていく。残酷な運命に導かれる主人公の魂の遍歴が描かれる。

 「天元突破グレンラガン」などの斎賀みつきさんがリチャードを演じるほか、緑川光さん、速水奨さん、鳥海浩輔さんらが声優として出演する。「殺戮の天使」などの鈴木健太郎さんが監督を務め、内田裕基さんがシリーズ構成・脚本を担当。橋詰力さんがキャラクターデザインを担当する。「とある魔術の禁書目録」などのJ.C.STAFFが制作する。

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