穏やか貴族の休暇のすすめ。
第12話 「リゼルのいない国」
4月1日(水)放送分
「月刊コミック@バンチ」(新潮社)で連載されたマンガが原作の劇場版アニメ「ブルーサーマル」(橘正紀監督、3月4日公開)。大学の体育会航空部の学生たちの青春を描くアニメで、女優の堀田真由さんが声優に初挑戦したほか、島崎信長さん、榎木淳弥さんら豪華声優陣が出演することも話題になっている。同作のアフレコに潜入した。
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アニメは、小沢かなさんのマンガ「ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-」が原作。堀田さんは、主人公で“空”に恋して次第にグライダーで飛ぶことに夢中になる都留たまきを演じ、島崎さんは航空部の主将・倉持潤役、榎木さんは航空部1年生の養成担当の先輩・空知大介役として出演する。
堀田さんは声優初挑戦ということだが、音響監督の「もうちょっと笑顔で」「間を取ってみてください」「うっとりしている感じをもう少し」など細かなオーダーに対して、即座にさまざまな表情を見せるなど瞬発力、対応力の高さに驚かされた。作品、キャラクターのことを深く理解し、愛を持って取り組んでいるからこそ、キャラクターの心の動きを丁寧に表現できるのかもしれない。
堀田さんが演じるたまきは、キャンパスライフに憧れ大学に入学するが、ひょんなことから航空部に入部し、“空”に恋して次第にグライダーで飛ぶことに夢中になる。島崎さん演じる倉持はグライダー操縦の天才で絶対的エース、榎木さんが演じる空知はたまきといがみ合いながらも成長を見守る先輩だ。個性豊かなキャラクターが、3人の熱演によってさらに魅力的になっていった。
榎木さんは収録を終え、堀田さんの演技について「お芝居のパターンが、やっぱり僕らとは違うんですよ。声優の芝居は“声優の型”みたいなものがあるんですけど、堀田さんはその型にハマらないので、発声や言い回しがすごく自然体で。『こういうふうにやると、こう聞こえるんだ』と、すごく刺激になりました」とコメント。
島崎さんは「声優としての仕事に慣れてくると、“声優としての文法”が知らず知らずのうちに備わってくるんです。もちろんそれも大切なものなんですが、堀田さんの場合はその“文法”に染まっていないからこそ、僕らからは出てこない、より新鮮な発想や表現をされていると感じましたね」と語った。
堀田さんは「私は今作が声優初挑戦だったこともあって、どんな球を投げても全部拾ってくださる島崎さん、榎木さんが両側にいてくださるのは、本当に頼もしかったです。一緒にやらせていただくと、できないなりにも、自分もうまくなったような気がするといいますか(笑い)。私もプロの声優さんと一緒にやらせていただいたことで、普段の実写のお仕事とは違うお芝居の雰囲気を実感することができて、とても学びになりました」と刺激を受けたようだ。
休憩中に3人で談笑していた姿が印象的で、島崎さん、榎木さんが、堀田さんの緊張をほぐしているようにも見えた。たまき、倉持、空知の3人の関係性は複雑かつ繊細で、堀田さん、島崎さん、榎木さんのコンビネーションが大事になる。アフレコでは、3人が抜群のコンビネーションを見せていた。
※注:島崎信長さんの「崎」は立つ崎(たつさき)。
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