全領域異常解決室
第10話 その答えは、神のみぞ知る―悠久の時を超えた絆
12月18日(水)放送分
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、3代目ヒロイン・大月ひなたを演じる川栄さん。るい(深津さん)と錠一郎(オダギリジョーさん)の娘役を演じているが、2人の印象を「本当に穏やかです。お二人の空気感が優しくて温かいので、このお二人のもとで伸び伸び育ったひなたという役を自然に演じることができて、とてもありがたく思っています」と語った。
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深津さんとは、ポスター撮影で初めて対面したという川栄さん。「小さい時からテレビで見ていた方なので、本当に感激して、ずっと見つめてしまいました。るい編も見ましたが、お芝居も本当にすてきでした。18歳から今のお母さんになるまで、いろいろなお芝居のアプローチをされていて、見習うところばかりだなと思いました」と尊敬のまなざしを向ける。
また「オダギリさんも同じようにやっぱり小さい時からテレビで見ている方なのでお会いできて感動、感動でした。でも、本当にフランクで、気さくに話しかけてくださったり、そばにいてくださいます」と現場でのエピソードを明かす。
ひなたのお相手となるのは、本郷奏多さん演じる大部屋俳優・五十嵐文四郎だ。本郷さんについては、「『もう五十嵐じゃん!』というぐらい、すごくぴったりです。本郷さんとは以前共演させてもらったことがあるのですが、お互いに人見知り過ぎて、そのときも、一言も話せずに終わってしまったんです」という。
「今回も、あまり話せていませんが、ひなたと五十嵐の関係性を考えると、それが合っている気がします。そして、2人して黙っていても全く気まずくなくて、むしろそれが自然だと思えるほど独特の空気感です。小学校から一緒だった幼なじみと再会したとしたらこんな感じかなと思います」と語った。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。