放課後カルテ
第10話(最終話) これからも健康でいてほしい
12月21日(土)放送分
女優の仲間由紀恵さんが主演するスペシャルドラマの第2弾「女王の法医学~屍活師(しかつし)~2」(テレビ東京系)が、3月21日に放送されることが2月17日、明らかになった。ドラマは昨年5月に放送され、法医学研究室の准教授で“女王”と呼ばれている主人公・桐山ユキ(仲間さん)と、医学生の“ワンコ”こと犬飼一(松村北斗さん)のバディーが、謎の死因と事件の真相をつきとめていく姿を描いた。
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原作は杜野亜希さんのマンガ「屍活師 女王の法医学」(講談社)。ユキは身勝手な振る舞いから“女王”と呼ばれているが、原因不明の死を遂げた遺体と“会話”し、解剖で得た情報により亡くなったときの姿が“見える”という天才的な能力を持っている。
前作に続き、ユキたちが所属する研究室の教授・丹羽嗣仁を石坂浩二さん、検査技師・林田匡を小松利昌さん、解剖助手・高嶺霞を新実芹菜さん、埼玉県警本部警部補・村上衛を田辺誠一さん、村上の部下・安村泰介を西村元貴さんが演じる。
第2弾では、男性がビルから落下する事件が発生。容疑者として村上の名前が浮上する。同じ頃、大企業社長宅では強盗殺人と思われる事件が起こる。さらには遺産相続に絡む複雑なお家騒動へと発展して……と展開する。変化したユキとワンコの関係性も描かれるという。
ドラマは3月21日午後8時~同9時54分に放送。キャストのコメントは以下の通り。
また桐山ユキという人物を演じられるということと、第2弾なので第1弾の時とはまた違うワンコとの関係性もあるのかなと思うと、撮影に入るのがすごく楽しみでした。ユキは遺体への気持ちや思いがある人だと思うので、そのあたりのリスペクトをより強く意識しました。あとは、ワンコが法医学研究室にも慣れてきて、素人には違いないけれど、少しずつ法医学に関心を持っていることにちょっとうれしい思いもあるんだろうなと思いながら、以前よりは密な関係で演じることができたと思います。
男性の転落事故からまさかここまでの話につながってくるとは、という物語の面白さも見どころだと思いますし、私とワンコの関係性の変化も見どころのひとつだと思います。後半の展開は、とても見応えがある面白いストーリーの流れになっていると思うので、ぜひ最後まで細かいところも見逃さず、チェックしていただけたらなと思います。
第1弾は、少し不安だったんですが、ドラマ自体の面白さが際立っていて、良い評判をたくさんいただきました。だから第2弾やりますよと、聞いたときはワクワクしました。今回意識したことは、ワンコのキャラは絶対残しつつ、どこかユキ先生に慣れたところもあるので、前回よりもワタワタ感は減ったのかなと思います。細かなところですが、少し落ち着いているけれど、翻弄(ほんろう)されているところもあると、2人のコンビが面白く見えたりするのかなと、僕なりに考えていました。ユキ先生の隠された優しさ、人間味が出てきて、そういうものを受けていると、ちょっと落ち着いたワンコでいられました。
2から見始めても意味が分かるし面白いです。一番の肝はワンコの変化と、ユキ先生の変化です。もっと素の部分がにじみ出てくるというか、より人間らしい瞬間を感じるところが見どころです。「へぇ~」と思う情報も出てくるし、時々クスッとコミカルだったりもしながら、すごく感情を揺さぶられる物語でもあると思うので、2時間、良い時間を過ごしてもらえると思います。