ダンダダン
第12話「呪いの家へレッツゴー」
12月19日(木)放送分
講談社のウェブマンガサービス「コミックDAYS」で連載中のあおいましろうさんのマンガ「ちっちゃい島のでっかいガール」のコミックス第1巻が発売された。小さな島に暮らす3人の女子中学生の日常を描いたスローライフコメディー。女子中学生の日常系か?と思いきや何やら様子が違う。3人の中に、校舎よりはるかに背の高い身長約15メートルのみくるがいる。なぜ15メートル!? 異色のマンガの誕生秘話を探った。
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「ちっちゃい島のでっかいガール」は、都会から小さな島に引っ越してきたしげる、ビッグサイズのみくる、委員長気質のりんの3人のスローライフをまったりと描くマンガ。あおいまさんが、マンガ投稿サイト「DAYS NEO」に投稿したネーム(マンガの下描き)をきっかけに連載化されることになった。
巨大な女子中学生というのが斬新で、あおいまさんは誕生の経緯を「最初は『巨大海獣と戦う大きな美少女』という企画から、流れ流れて今の形になりました。戦わなくていい、壊さなくていいと、いろいろ封じられた末、買い替えようと思ってから1カ月後くらいの歯磨き粉を絞り出すように出したお話が、今の『ちっちゃい島のでっかいガール』です」と説明する。
みくるは、身長約15メートルととにかく大きいが、可愛らしく、どこにでもいそうな普通の女の子でもある。なぜ、15メートルなのだろうか?
「15メートルくらいがギリギリ共存できるかなと思ったラインだからでしょうか。『ちっちゃい島のでっかいガール』では、一時的に大きくなるのではなく身長15メートルの少女の生活なので。あと、お友達を手に乗っけたかったです。なるべく普通の女の子に描いていきたいと、心がけています。その上で、大きいからこその感情や行動を出せたらいいなと思ってます」
あおいまさんは「みくるちゃんの生活まわりのことも、大分明らかになってきたので、もう少し世界を広げたいと思います。みくるちゃんが世界に見つけられてしまうかも……。今から読んでも、なんなら途中から読んでも、そんなに困らないと思いますので、大きい女の子が好きな方もそうでない方も読んでいただけたらうれしいです」と話しており、今後の展開も楽しみだ。