わたしの宝物
第10話 最終回!托卵から始まった物語の結末は・・・
12月19日(木)放送分
俳優の細田佳央太(かなた)さん主演の連続ドラマ「もしも、イケメンだけの高校があったら」(テレビ朝日系、土曜午後11時)で、ヒロインの桜井カンナを演じているアイドルグループ「乃木坂46」の遠藤さくらさん。地上波のドラマ初出演となったが、「演技の経験も浅かったので、いきなりヒロインを演じるのに、『私でいいのかな?』って緊張、不安もすごくありました」と話す。遠藤さんに今作への出演について話を聞いた。
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ドラマは、「あなたの番です」(日本テレビ系、2019年)など数々のドラマの原案を手掛ける秋元康さんの企画・原作。個性豊かなイケメン高校生たちが「全国選抜高等学校イケメン大会」制覇を目指して奮闘する青春コメディー。
遠藤さん演じるカンナは、主人公の池田龍馬(細田さん)のクラスメート。読書好きの、誰もが振り返るような美少女だ。伝統的にイケメンが多く集う美南学園に進学したが、イケメンには一切興味がない。周囲のイケメンたちとは価値観の違う龍馬に興味を持っている……という人物。
ドラマは第5話まで放送され、遠藤さん演じるカンナにも視聴者から熱い視線が注がれている。SNSでは「可愛すぎ」「存在感抜群」などの声が上がるなど、役とのシンクロ率は高いように思えるが……。
「読書好きなところは共通点なのかなって思います。でも、“誰もが振り返るような美少女”は違うかもしれないって思っています(笑い)」
一方、演じる上では「すごく高嶺の花」だということを意識しているという。
「凜(りん)としてクールに見えるように、ふとしたときの表情だったり、セリフもさらっとした感じで話すよう演じています」
ドラマについては「とにかく笑えて、青春が詰まったドラマです」との印象で、「楽しそうに青春を演じている皆さんを見て、たくさん笑っていただけたらうれしいです」とアピールした。
今作が初めての地上波ドラマ出演。「クランクインのときは初めての地上波ドラマの撮影で、すべてにおいて緊張して現場に行っていました」と明かす。現場はすごく明るい雰囲気で、共演者には現役高校生も多く、遠藤さん自身も「高校に通っているみたいな感覚」だとか。
「皆さんずっと笑っているような現場なので、撮影を重ねるごとに、共演者の方々とコミュニケーションをとっていくなかで、緊張もほぐれてきて。今はすごくリラックスしながら撮影できています」
それでもまだ、「ヒロインに近づけているかまったく分からないままで演じています」と葛藤ものぞかせる。
そんなときに勇気づけられたのが、乃木坂46の先輩メンバーたちからの温かいエールだった。
「山下美月さんが『今日土曜日だね、見なきゃ』『すごく面白い』と言ってくれるんです! 梅澤美波さんも『めちゃくちゃ可愛かった』って言ってくださって。先輩の皆さんから感想をもらえたのは、すごく励みになりました」
ファンからの言葉にも勇気をもらったという遠藤さんは、「オンラインミート&グリート(個別トーク会)で、ファンの方々が『すごい良かったよ』って言ってくださったり。カンナ役を褒めてもらうこともですが、『ドラマすごく面白かったよ』って作品のことを褒めてもらうことがすごくうれしかったです!」と声を弾ませた。
ここまでの撮影を通じて、自己評価は「まだまだ」だという遠藤さん。
「毎回演技に触れていくたびに、楽しいなって思うのですが、どうしても難しいなって気持ちがだいぶが勝っちゃうので……」
それでも今作を通して、「自分の役に対しての思いだったり、頑張って覚えたセリフを(言うシーンを)テレビで見たときの達成感は感じています」とドラマの楽しさを見つけ、「もし機会をいただけるのであれば、これからも挑戦したいです」と前を向く。
今後演じてみたい役は、「(私自身と似ているので)カンナちゃんみたいなおとなしい読書好きの女の子」といい、「(TELASAの)スピンオフのカンナみたいな、ちょっと強めな役も演じてみたいです」と語った。
最後に、ドラマの内容にちなんで、遠藤さんが思う“イケメン”を聞いてみると、「時間だったり、予定だったり、約束ごとをちゃんと守る人。そして清潔感がある人ですね(笑い)」と答えていた。
2024年12月20日 21:00時点
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