呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変
第36話「鈍刀」
11月14日(木)放送分
幼児教育教材「こどもちゃれんじ」(ベネッセコーポレーション)の人気キャラクターのしまじろうが活躍する劇場版アニメ「映画しまじろう」シリーズの9作目となる最新作「映画しまじろう『しまじろうと キラキラおうこくの おうじさま』」(河村貴光監督)が3月11日に公開される。同作に登場するキラキラ王国の王子・パールの教育係のコンビ、コロンとマロンを演じるのが人気声優の諏訪部順一さんと下野紘さんだ。ほかの作品でも共演が多く、「付き合いも長い」という二人だが、可愛らしい外見のコロン&マロン役でコンビを組むことにはお互いに驚いたという。共演の感想や互いの声優としての印象について聞いた。
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諏訪部さん 自分より芸歴が長いので「さん」付けで呼ばせていただくのですが、しまじろうさんが長年多くの子供たちから愛されているということは当然のごとく知っていました。関わることができる日が来るとは思っていなかったので、とてもうれしかったです。光栄に思いました。
下野さん 声優になったからには、子供向けの作品に出られるようになったらいいなという思いを抱いていたので、僕自身も昔から知っているしまじろうの映画に今回出演することができてうれしかったですね。
諏訪部さん コンビのキャラクターを演じるのは誰なんだろう?と思っていたら、まさかの……「下野くん!」と思いました(笑い)。
下野さん いや、全く同じ気持ちでした(笑い)。見た目的にもマロンもコロンも可愛らしいし、ちょっと声が高めな人が相方なのかなと思ったら、まさかの諏訪部さんで。「おー、諏訪部さんか!」と。
諏訪部さん 下野くんとはこれまでも数々共演してきていますので、キャストを聞いた時点でコンビの役割分担が見えた気がしました。
下野さん そうですね。どこかちょっとぽやんぽやんしているマロンと、しっかり者のコロンみたいな話になるんだろうなという想像はつきましたね。
下野さん 子供たちのキャストさんが歌っている中で「マロンとコロンも歌ってください」というシーンがあったのですが、「子供たちと一緒に!? おじさんですけど!?」と思いました。
諏訪部さん ちゃんと歌いましたね。
下野さん でも、そこは全力でやらせていただきました。
諏訪部さん 長年続いている作品のキャラクターたちと掛け合うことができたので、やはり胸熱でしたね。しまじろうさんはもちろん、とりっぴぃさんとお話しできたのも感動モノでした。
諏訪部さん なかなかユニゾンのセリフがそろわなかったですね(笑い)。
下野さん お互いのキャラを出そうとすると合わなくなるという部分が多々ありました。
諏訪部さん 凸凹コンビであるコロン&マロンの雰囲気がしっかり出ているエピソードですね。
諏訪部さん 想像していた通りのマロンでした。
下野さん 僕もそうですね。なにせ付き合いもそれなりに長いものですから、きっとこうであろうという。
諏訪部さん 映画本編は一緒に収録できませんでしたが、PR動画は一緒にやれたのでよかったです。
下野さん お互いに求め合っていたマロン、コロンでした(笑い)。
下野さん 昔からずっと思っていましたけど、諏訪部さんって本当にいろいろなところできっちりとされている。抜かりないというか、ちゃんとされてらっしゃるなというか。イベントを一緒にやっていても「これは確認しなくて大丈夫ですか?」と率先してやられていたりとか、我々が忘れていることを諏訪部さんが言ってくださったりするんです。諏訪部さんがいると、忘れ物がなくてすごく安心できるというか(笑い)。
諏訪部さん 自分から貧乏くじを引いてしまいがちな「ザ・長男気質」という感じの人間なので、そういうふうにいってもらえるのはうれしいですね(笑い)。
諏訪部さん 下野さんがどんな人かといったら、「ザ・下野紘」ですね。それ以上でもそれ以下でもない、ほかの何にも似ていない「下野!」という感じの人です。それは強烈な個性とも言い換えられます。
下野さん 良くも悪くも、そうですね(笑い)。
諏訪部さん もちろん「良い意味で」ですよ。多くの皆さんに愛されキャラとして親しまれていて、業界でも確固たる地位を築いていますので。今後も仲良くしていただけると幸いです(笑い)。
下野さん こちらこそ、よろしくお願いいたします(笑い)。
諏訪部さん 小さいころから映画が大好きで、自分にとって映画館は今でも心躍るすてきで特別な場所です。そんな大好きな場所への第一歩を、気軽に踏み出していただけるよう敷居を下げる取り組みは、こういう仕事をしている人間としても、一映画愛好家としても、とても素晴らしいことだと思います。より多くのお子さんに、映画や映画館の楽しさを知ってもらいたいですね。
下野さん 僕自身、初めて家族で映画を見に行ったのが小学校に上がる前の保育園ぐらいの時なんですけど、その音楽と雰囲気と暗さで泣き出しそうになってしまったんです。だからこそ、僕が子供のころにそういうシステムがあったらよかったなと思います。初めての映画体験次第で、映画に対する印象は絶対変わってくると思うので、子供目線で考えた取り組みはいいなと思いますし、素晴らしいなと思いますね。
下野さん マロンとコロンはよくケンカをしているんですけど、そこに仲の良さもある気がするので、そういうところを見ていただけたらと。
諏訪部さん とっても可愛らしい作品ですが、その中には友情や勇気、親子の愛といった共感性の高いエッセンスがちりばめられています。小さなお友達も、大きなお友達もお楽しみいただけると思いますので、どうぞよろしくお願いします! コロン&マロンのコンビも頑張っております。マロンは、可愛いほうの下野くんの味がすると思いますので、ご期待ください。
下野さん 「可愛いほうの下野」ってなんでしょうね(笑い)。