終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第11回「許されざる嘘(うそ)」が3月20日に放送され、平均視聴率(世帯)は13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前週第10回の13.6%(同)から、0.1ポイントダウンした。
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「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。
第11回は、鎌倉では、源頼朝(大泉洋さん)の新たな御所が完成。坂東武者に平家の旧領を恩賞として与えるなど着々と体制が整えられ、義時(小栗さん)も慌ただしい日々を送る。だが、りく(宮沢りえさん)は、頼朝の舅(しゅうと)である夫・時政(坂東彌十郎さん)の処遇の低さに不満を募らせる。
一方、都では平清盛(松平健さん)が敵対勢力の掃討に乗り出し、その苛烈さに人々が恐れおののく。そんな中、平家討伐を焦る義経(菅田将暉さん)は集まった兄たちの前で……といった展開だった。
同回では、梶原善さん演じる善児が、2週ぶりに登場した。これまで千鶴丸(太田恵晴君)、北条宗時(片岡愛之助さん)、江間次郎(芹澤興人さん)の命を無慈悲に奪ってきた善児は、以前の主(あるじ)である伊東祐親(浅野和之さん)と息子の祐清(竹財輝之助さん)を殺害。
SNSでは「アサシン…また」「何人殺すねん!あいつ」「命令となれば前の主君親子でも殺せる善児に人の心はないんか?」「全く表情を変えない善児が怖いんよ」「いやあ怖い怖い背筋が凍る」といった声が次々と上がっていた。
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