ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突:「ウルトラマンUSA」ウルトラフォース参戦 古谷徹が33年ぶりウルトラマンスコットに チャックはてらそままさき、ベスは瀬戸麻沙美

「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」のPVの一場面(C)円谷プロ
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「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」のPVの一場面(C)円谷プロ

 特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」が4月29日に円谷プロダクションの動画サービス「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信されることが分かった。新たなPVがYouTubeで公開され、同作に「ウルトラマンUSA」(1989年)のウルトラフォースが登場することも明らかになった。

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 「ウルトラマンUSA」は、「ウルトラマン」シリーズの日米合作アニメで、1987年10月に米国で放送され、日本では1989年4月に「ウルトラマン大会」と題して短編アニメ映像などと共に劇場公開された。日本語版は、古谷徹さんがウルトラマンスコット、故・小川真司さんがウルトラマンチャック、故・鶴ひろみさんがウルトラウーマンベスの声優を務めた。「ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突」では、古谷さんが「ウルトラマンUSA」以来、約33年ぶりにウルトラマンチャックを演じ、てらそままさきさんがウルトラマンチャック役、瀬戸麻沙美さんがウルトラウーマンベス役の声優を務めることも発表された。

 古谷さんは「まさか、33年前に一度だけ演じたウルトラマンスコットの声を再びやることになるとは思いもしなかったです。すっかり忘れていたので『ウルトラマンUSA』のブルーレイ版を購入し、若かりしころの自分の声を聴いてから収録に臨みました。アニメと違って特撮のアフレコは現場で台本以外のアドリブを求められるので、想像力と表現力が試されて緊張感がありましたが、みんなのヒーローであるウルトラマンの一人になれる体験は光栄であり、楽しかったです」とコメント。

 てらそまさんは「ウルトラマンシリーズという歴史のあるジャンルに参加できることをうれしく思います。収録の際に、『シュワッチ』というせりふを録(と)るところで、身に力が入ってしまいディレクターさんに何度か『これで大丈夫ですか?』と確認したことを覚えてますね。伝統的なこのせりふを言えたことがとても感慨深いところがありますので、見てくださる皆さんにも注目していただきたいところです」と話している。

 瀬戸さんは「マネジャーさんから『ウルトラギャラクシーファイト』シリーズの資料をいただいた時、最初に『円谷プロ作品』『ウルトラマン』の文字が目に入り、ウルトラマンの何かに関われるんだ!と楽しみな気持ちになり、収録を心待ちにしていました。実際に収録現場では、映像を見ながらキャラクターの動きに合わせて、せりふとアクションを吹き込ませていただきました。なかでも『シュワ!!』は難しかった思い出です……! ウルトラウーマンベスは、頭が良くしたたかで、常に余裕を感じさせるカッコいい女性でした。ウルトラフォースの紅一点・ウルトラウーマンベスをファンの皆さんに楽しんでいただけたら幸いです」とコメントを寄せている。

 ウルトラ6兄弟、ウルトラマンレオ、アストラ、ウルトラマンナイスのキャストも発表された。櫻井孝宏さんがウルトラマン、武内駿輔さんがゾフィー、東地宏樹さんがウルトラセブン、三木眞一郎さんがウルトラマンジャック、関智一さんがウルトラマンエース、森久保祥太郎さんがウルトラマンタロウをそれぞれ演じる。細谷佳正さんがウルトラマンレオ役、水島大宙さんがアストラ役、宮坂ひろしさんがウルトラマンナイス役で出演する。

 声優で歌手の鈴木このみさんが主題歌「Now or Never!」を担当することも発表された。鈴木さんは「まさか自分がウルトラマンシリーズの主題歌を歌える日がくるなんて! とてもうれしく、いまだに驚いています。子どもながらに憧れたウルトラヒーローの真っすぐな格好良さ、そして『何があっても自分らしく羽ばたいてみよう!』ときらめきを込めて、全身全霊歌わせていただきました。『ウルトラギャラクシーファイト 運命の衝突』と共に、皆さんの心の中まで届きますように」とコメントを寄せている。

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