NHK・FMでは、プロレスラーたちの代名詞である「入場曲」を特集した番組「今日は一日“プロレス格闘技入場曲”三昧」を、4月30日に約8時間にわたって放送する。また、1980年代の金曜夜、初代タイガーマスクなどの活躍で人気を集めた新日本プロレスの黄金時代を実況で支えた古舘伊知郎さんと、ライバル団体の全日本プロレスで実況していた倉持隆夫さんによる“実況レジェンド”対談も生放送で実現する。
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古舘さんは「全日本プロレスの中継も、自分の放送を振り返る際、よく見比べ、聴き比べしていました。対抗意識は当時、お互いの番組で相当あったと思いますね」と明かす。
また、「ウエスタンラリアート」と「ウエスタンラリアット」、「ジャンピングニーアタック」と「ジャンピングニーパット」のような技の言い方の違いは、「まさに、対抗意識」と認め、「違うんだっていうことをお互いに言い合っていたんだと思う。こうして対抗していたのもまた、プロレスの中の一つだったのかもしれないですね。そんな時代が本当に楽しかったですね」と振り返っている。
番組司会をNHKの澗隨操司(かんずい・そうし)アナウンサーが担当。天龍源一郎さん、川田利明さん、お笑いコンビ「ますだおかだ」のほか、現役レスラーや格闘家、リングアナウンサーも登場する。NHK・FMで4月30日午後0時15分~同6時50分、同7時20分~同9時に放送。